サク絵本: File 5

久しぶりに記録。この9−10か月間ぐらいに読んだ、主な本。指さしメインから、少しずつ、ストーリーってものを感じはじめる過程。たくさんの数にあたっているわけではないが、本屋でパッと見た感じで、「これはいいな」「これはイマイチ」「これはまだ早い」「そろそろこういうのもいってみよう」みたく、あまり躊躇なく判断してる。ひとりでというより、私と一緒に読むのが基本なので、私が読んでて楽しい本、てのも大事な判断基準のひとつである・・・

「のりものずかん」

のりものずかん (スキンシップ絵本)

のりものずかん (スキンシップ絵本)

友だちにもらった本。それからもう1年くらい経つのだけれど、今でも大のお気に入り。サクにとってこれまでの人生で最高の本だろう…。新幹線、電車、バス、飛行機、はたらく車、船…など、あらゆる種類の乗り物が、80ページ超にわたって紹介される。「フレッシュひたち」とか、「ロマンスカー」とか、「サファリバス」とか「けつえきうんぱんしゃ」とか「てこぎボート」とか、「なぜ、それをチョイスした?!」という乗り物続出でけっこう面白い。いかんせん、ページ数が多いので、「これ いっしょに よもう」と持ってこられると、「うへーそれですか」ってなるんだが、「うわーっ。きいろいしんかんせんだーっ」とか「みてみてーっ。おっきいひこうきーっ!」、「つぎは、はしごしゃが くるよ。ほらーっ、はしごしゃだーっ。ながいねーっ」などなど、サクがリアクション大王状態になるんで、やっぱりけっこう面白い。


「ひらいたひらいた」

ひらいたひらいた (こぐまちゃんえほん)

ひらいたひらいた (こぐまちゃんえほん)

ブックオフにて、100円でけっこう状態がよかったので、購入。こぐまちゃんとしろくまちゃんが、傘を開いたり閉じたり、転んだり起きたり、泣いたり笑ったり、つみきを積んだり壊したりする楽しい絵本なのだが、指さし絶好調の時期のサクは、「きいろいしかく、オレンジのさんかく、みどりのさんかく、あかいしかく…」と、すべての積み木をひとつ残らず指さして呼び上げて(または私の呼び上げさせて)いたので、けっこう orz ってなってました。最近そこらへんの執着よりもストーリー的なものに少々興味を持ち始めたようなので半分くらいの時間で読み終わるように。


「いろいろごはん」

いろいろごはん

いろいろごはん

わたくしが購入。ホッカホカごはんちゃんたちが、おにぎりになったり巻きずしになったりお茶漬けになったりチャーハンになったりします。小食で小柄のサクに、ごはんを楽しくたくさん食べてほしいなと思って買った。はたして、絵本の中のものは張り切ってパクパクモグモグやるけど、現実のごはんを目の前にするとその勢いはどこへやら・・・のサク。ま、そんなもんですよね。


「まるさんかくぞう」

まるさんかくぞう

まるさんかくぞう

わたくしが購入。「まる さんかく ぞう」のように、1ページには3つの物体の絵と、その名前をそのまま列挙する文が書いてある。これが、ページをめくるにつれて、「ぞう ぞう しかく」とか、「ぞう ふね さんかく」とか、「ふね ふね ふね」とか、「さんかく かお しかく」とか、「かお しかく れもん」とか、ちょっとずつ変化して、新しいものも出てきて、絵がカラフルで、めくるだけでけっこう楽しいのだ。わたくしお気に入りの一冊である。ちょうど2歳になったころ買ったが、絵の名前を順番にスラスラーっと言葉にするのって、子どもには最初けっこう難しいんだな、と知った。


「にんじんさんがあかいわけ」

にんじんさんがあかいわけ (あかちゃんのむかしむかし)

にんじんさんがあかいわけ (あかちゃんのむかしむかし)

わたくしが購入。これもわたくしお気に入りの一冊である。にんじんさんが赤くて、ごぼうさんは茶色くて、ダイコンさんが白いのはなぜか?! 今明かされるその謎!! 嘘だと思ったら台所へ行ってごらん? とっぴんぱらりのぷう! 「ふにゃふにゃ」とか「せかせか」とか「ばっしゃーん!」とか擬音が多いのは、やっぱり子ども、喜びますね。


「ぼくはブルドーザー」

ぼくはブルドーザー!

ぼくはブルドーザー!

どんぐり文庫で借りた本。男の子が、砂場で、ブルドーザーやショベルカーやダンプトラックになりきって、砂のお城を作ります。もちろん、ガッガッとかウィーン ガシャンとか擬音満載。最後は、クレーン車に扮したお父さんに肩車されて、おうちに帰ります。これ、男の子にはたまらんらしいです。1か月ほどの貸出期間中、いったいどれだけ読まされたでしょう。もちろん絵本に合わせて、親子で一緒にアクションしながら読むのです…。


「サンドイッチ サンドイッチ」

サンドイッチ サンドイッチ (幼児絵本シリーズ)

サンドイッチ サンドイッチ (幼児絵本シリーズ)

どんぐり文庫で借りた本。「サンドイッチサンドイッチ〜 ふわふわパンで なにつくる〜?」から始まって、バターを塗って、ハム、チーズ、トマト、きゅうり、たまご、マヨネーズ…となかなかに具だくさんなサンドイッチを作って、切って、食べて、牛乳を飲むところまで、本のとおりに上手にやってました。写実的な絵で色彩もとてもきれい。


「がたんごとんがたんごとん ざぶんざぶん」

どんぐり文庫で借りた本。水丸先生のロングセラー「がたんごとんがたんごとん」の姉妹編。海に行きます。これに親しんだあと、図書館のこどもコーナーで「おんなじー」と本家を見つけてきたサクにその場で読んでやると、「ざぶんざぶん」がないことに怪訝の意をいつまでも表明していた。


「おつきさま こんばんは」

どんぐり文庫で借りた本。まんまるおつきさまが叢雲に隠れてしまって…という本。抑揚をつけて読みやすくて、私も好きな本。サク、「おつきさまが ないちゃう〜」からの「ごめん ごめん」をちょっと大げさに読むのが大好き。そこをワクテカして待っている様子がウケる。裏表紙の、おつきさまが「べー」と舌を出しているところまで洩れなく真似する。


「うしろにいるのだあれ」

うしろにいるのだあれ

うしろにいるのだあれ

どんぐり文庫で借りた本。ぼく、いぬ。いぬのうしろにかめさんがいて、かめさんのうしろにねこがいて、ねこのうしろにぞうがいて、ぞうのうえにりすがいて、りすのまえにへびがいて・・・云々と続いて、結局、○○のうしろは・・・「あっ、ぼく(いぬ)だ!」てことで、最後は「みーんな ちかくに いたんだね」と広域図がのって、めでたしめでたし。うまくできとる。絵もきれいで装丁もちょっと上等。あとから知ったのだが、愛子さまがお小さいときに愛読されていた本らしい。な、なるほど感。


「でんしゃでいこうでんしゃでかえろう」

でんしゃでいこうでんしゃでかえろう

でんしゃでいこうでんしゃでかえろう

やまのえきから出発し、うみのえきまで。「ゴオオオオー」とトンネルをくぐるたびに、景色が一変し、電車の音もちがって聞こえます。ちょっとした旅に乗客も、お弁当たべたりトランプしたり、赤ちゃんが泣いたり。この本の最大の特徴はリバーシブル(?)で、うみのえきについたら、裏表紙が「でんしゃでかえろう」になっていて、今度は最初にまで戻れるという。

こどもちゃれんじの本たち

たまに受講(笑)しているこどもちゃれんじには必ず絵本がついている。「なんだかなー」ってもの(なんかあざとい・・・みたいなの)もあるんだけど、いいなーってものもある。そして子どもは、くいつく、くいつく! さすがのマーケティングです。