弥生の八 / フィギュア世界選手権開幕

●3月某日: 一日雨。よく降る。けれど旅行帰りの身ではもとよりアクティブに過ごすつもりもないので、むしろ落ち着く。午前中はどんぐり文庫の読み聞かせの会。サクは時々ギャーギャー言うが、基本的には楽しく過ごしている。私も心安い気持ち。午後は3人して、旅の疲れを癒すようによく昼寝する。夜、先日、内祝いでもらったラグジュアリーなお皿にでっかいグラタンを作る(夫が)。バケット、野菜、夫が買ってきたフランスの赤ワイン。しっかりした味で飲みごたえあったー。なんか、ホワイトデーのお祝いかなんかだったらしい。口実ってステキ。

●3月某日: 我が家の連休、最後の日。ぐうたらして過ごすつもりでいたら、なんか朝から夫がやる気。「天神? マリノア? 鳥栖?」なんて言ってるけど、特に買い物気分ではない。で、思いつきで「らるきい」に行くことに。大手門にある有名なパスタ屋さんだ。10年近く前になるが、友達が相当期間、ここでバイトをしていたころ、何度か行ったことがあった。そのころから人気店ではあったものの、その後、テレビやクチコミでフィーバーし、今や、平日の開店直後から満席なのである。夫ぺぺたま、私ぺぺ納豆(←パスタの名前です。正式名称)。おいしかったー。それにしても人気である。今日も、11時開店のところ11時15分に入ったらすでに1組待っていて、その後はまたたくまに店の外に行列が…。ここは東京かなんかか?! ところで今日は、ここのところの暖かさ…というか暑さが嘘のような冷え込みで、13時でも8度ちょっと。「らるきい」を出たあと、しばらく子どもを舞鶴公園で遊ばせたんだけど、すっげー寒く感じた。大濠公園内のおしゃれなスタバでコーヒーを飲む。

夜、フィギュアワールド開幕、まずは男子SP。羽生や無良やフェルナンデスやナンソン…本領発揮できなかった選手も多かったものの、1位Pチャン(98.37)、2位テン君(91.56)、3位ケヴィン(85.16)の演技は感動に値するもので、また、四大陸で不安を残した高橋にも安心させられて(4位、84.67)、なんとなく後味の良い、満足のいく試合だった。やっぱり高得点を獲得した選手の演技が文句なしにすばらしいってのは、見てて充実感がある。Pチャンの切れ味と大きさは破格だったし、ついにテン君がこういう点数を…!と思うと感慨深かった。