長月の七

●9月某日: 朝も早くから親子3人で大病院に突撃。「高度にオートメーション化されてるから、俺がアテンドしてやろう」とは前夜の夫の弁。彼はちょっとした持病があり、ここで定期的に検査を受けている。なにげに大病院マスターなのである。それを抜きにしても、こういうときに夫がついてきてくれるというのはかなり心強く、でも自分からはそこまで頼む気はなかったので、有難かった。初診の手続きもろもろを終え、あとは予約患者の合間を縫って名前を呼ばれるのを待つだけ、というところになって、夫とサクは先に帰る。朝8時前に病院入りして、呼ばれたのは9時半。これでも予想よりずっと早く感じた。昼過ぎまでかかるのも覚悟のうえで、本を3冊も持参していたのだw 紹介状の宛名の先生はその科の部長らしいが、思ったより若い。第一印象も良し。今日は簡単な検査と面談。作成された診察カードを手にすると何か感慨深いものがあった。いっぱしの病人になった、とでもいおうか。カードを支払い機に突っ込んで、目を剥く。高ェ…! 帰宅後、なんとなく第一関門を突破した感があり、夫が作ってくれたナスとベーコンのトマトパスタがものすごく美味しく感じた。食べて、夫は仕事へ。

●9月某日: 育児サークル。子どもたちを遊ばせるかたわら、今後のイベントについての話し合い。自治、て感じだなあ。代表をつとめているママさんの感じの良さ、一生懸命さ、何より、とても公正な感じに、いつもながらに感嘆する。子どもたちは今日も元気。サクも、すでに勝手知ったる、というふうに遊び回っている。午後、サクを寝かしつけるつもりが自分が先に寝てしまう。十数分して目をさますと、サク、台所の上においていたパンを袋から出して食べ、同じく台所の上のお茶に手を伸ばして飲んでいた。夜、フジテレビでやってたものまねの番組に、オーディションを勝ち抜いた親友のいとこが登場! すげ〜うまかった〜。テレ朝では「結婚できない司会者(淳・ジュニア)と結婚してる芸人」みたいな特番。キモい「我が夫婦のルール」が連発される中、「ごはんを家で食べる、食べないの○×を、夫がカレンダーに書いておく」 「夫はヤクルトとサランラップを買う係。また、ごはんを冷凍する係」という、出川夫妻のルールに超萌えた。かわいすぎる! 義妹より、不動産取引についての質問の電話。昔とった杵づかでアドバイスする。思えば黒っぽい仕事もしてたもんだ…。