長月の六

●9月某日: 非常に強い台風が接近中の九州。暴風域に入らないうちに家を出て、一路、夫の実家へ向かう。地区の敬老会のイベントで、義母は不在。お世話係&出し物係(フラダンス)なのだそう。3時ごろいったん帰ってきたが、「打ち上げにいってきま〜す」と再び近所のお店に出かけていった。悪天候でゴルフが中止になった義父により夕食の膳が整えられる…。なんとなくそんな気がしたんだけど、義父はやっぱり『負けて、勝つ』を見てた! オフラインであのドラマの話ができる人、初めて〜〜〜(コーフン)! やがて、ごはんもお酒もいただいてきた義母が帰宅。「入口の蓼(たで)の花、きれいだったでしょ?」と聞かれ、私も夫も首をかしげると、「んまー! あんだけ咲いてるのに見なかったの?! あんたたちって人は! 目をつぶっていても見えるはずよ!」と怒られる(あとで見に行った。確かに、なんで気づかなかったんだろう?てぐらい咲いてた) サクはばぁばにフラダンスを教わる。

●9月某日: 暴風域の端っこにかすったぐらいだったけど、断続的に強い風が吹く。朝食をいただいた後しばしうとうとし、昼食をいただいたあと、横になりながらサクを遊ばせていてうとうとし…って、いつもながらしょうもない嫁である。外にも出られないしね〜、ってことで、ヒマにあかせてサクの髪を切る(夫が。私は押さえる係)。どうして子どもって、髪を切るとちょっとブサイクになるんでしょう…。ブサかわいいサク、いっちょあがり〜。4時前、義実家を辞去。昨日は昼寝ゼロ、今日も昼間は粘って遊んでいたサクだが、車に乗せるとさすがに3分で沈没。帰宅後、まだ風があるのでサクを夫に託し、ひとりで近くの図書館へ。借りていた本を返却…ていうか、貸し出しを延長してもらう。最後まで読んだけどね。最初からじっくり読み直すと、一度目に難しく感じたところがスッと入ってくる(ちょっとした教養?お勉強?趣味?の本です。詳しくはいずれ…)。

●9月某日: 隣駅の本屋さんへ。三浦しをん『悶絶スパイラル』が文庫化されているのを発見し、迷わず購入。4−5分歩いたところにある公園でサクを解き放つ。ベンチに座って、サクの動向見守り半分、読書半分。家のそばの公園では、こういうオタッキー的行為は慎んでますが、ここはアウェイだから気にしなーい。変わったママと言わば言え〜♪(←何の歌?) 家に戻ると姉がやってきたので一緒に昼ごはん。サクに大量に服を買ってきてくれてた。てか、サク、はしゃぎすぎ…。おかげで、姉が帰るとコテンと落ちたのはいいんだが、今度は、再び出かける時間になっても起きない…。「でんしゃにのるよ」の甘言で何とか起こして誘い出し、2駅ばかし乗って、改札口を出たところで待っていた夫に引き渡す。今夜のわたくしはここからコブなし。親友と待ち合わせて薬院「TORI-BUDOU」の2号店。ああ、このホワッホワのつくねを食べるのも3年ぶりくらいだー。今日も親友とくだらねー話で盛り上がる。あやつと話すと毎回一度は2ちゃんの話が出るw 楽しい時間。子どもと離れての夜遊びは四半期に一度くらいなので、ついついあれもこれもと欲張っちゃうぜ(←酒の話)。最後にコーヒーでも、と目ざしたカフェが業態を変えて居酒屋仕様になっており、カフェ難民になって、結局ミスドへ…。まあいい。親友よ、またの帰福を待つ!

●9月某日: 片道12分くらいの道のりをてくてく歩いてドラッグストアへ。レジでかばんを開いてびっくり、「すいません財布忘れてました…!」って、そこは笑ってもらっていいんですけど、「全部お返しします」と言ったら「あ、はい、わかりました」って、おばちゃーん! ほかに並んでる客もいないし、店員さんは3人もいたし、商品を棚に戻すの、手伝ってくれてもいいじゃありませんか(泣) 10品近く、ひとりであちこち戻していく客の虚しい心に寄りそって〜〜〜! 以前、同じことをスーパーでやらかしたときは、「あ、こっちで戻しときますから」ってササッと買い物カゴごと引き取ってくれたわよ〜〜! ま、私が悪いんだけどさ…しゅん。財布を取りに戻ったあと、病院へ。タイミングを見計らったのであまり待たずにすんだ。とはいえ、次は紹介状をもって、もっと大きな病院に行かねばならない…。あう。