文月の十

●7月某日: 朝8時過ぎに家を出発。今津の海水浴場へ。途中、コンビニに寄ったりしながら、9時半過ぎに到着。すっげー海日和。つまり晴れてる。暑い。夏休みとはいえ月曜日の朝なので、まだ人は少ない。

先月の沖縄を思い出すと、そりゃ綺麗さで劣っているのはしょうがないんですが、ちょっとびっくりしたのは波。そういえば、福岡の海に、水着まで着て入るのって軽く10年ぶりくらいなんですが、こんなに波高いもんだっけ? たまたまの天候だよね。にしても、それほど風もない気がするのに・・・これが玄界灘の荒波ということ?

サク、パパに抱かれて海に入ると、最初は無表情。固まってる。そのうち、水面をパシャパシャしたり、波に合わせてパパがジャンプしたりするのが楽しくなってきたらしく、声を上げてはしゃぐ。しかし、いったん海から上がって水分&お菓子補給してからまた行こうとすると、「ちがう、ちがう」と言って嫌がる。3回繰り返してもそうだった。やっぱり、ちょっと怖さはあって、入るときは、都度、そのハードルを越えなければいけないらしい。

12時まで遊んで、下山門の「井手ちゃんぽん」で昼ごはんを食べて帰った。久しぶりの井手ちゃんぽんに歓喜。てか、サク、なぜ昼寝しない?! 「すでに体力で負けてるんじゃないか」と夫と話し合った。

●7月某日: 気温が25度を上回り始めたころ、「今からこれじゃ、真夏に外遊びなんて考えられない」と思っていたけど、意外とイケる。梅雨も明けて30度を軽く超す毎日だけど、公園の親子づれが急激に減ったわけでもない。人間の体って慣れるもんなんですね…。去年の夏はよちよち歩きでガッツリ公園で遊ばせるってほどではなかったし、一昨年は生まれたばかりだったから基本的に籠もっていた。その前はずっと勤め人時代で日中は会社の中。今年って、子どものころ以来、もっとも長時間をお日さまの下で過ごす夏かも。あと数年はこんな感じなんだろうな。

今日の公園では偶然にも、別々のお母さんと二度にわたって沖縄の話題が出た。先月行ったよ〜って人と、来月行くよ〜って人。沖縄いーなー。夏も盛りの今こそ行きたいぜ。人口密度が超高くなってるだろうが。イチローヤンキーズへ電撃移籍。感想の続きはコチラ>

●7月某日: 広場の噴水に、サク、突っ込む。まあ突っ込んで良い設計(?)になっているし、この暑さだから他にもここで水遊びをしている子は何人もいたが、あまりの突っ込みよう。水しぶきが顔にあたったりするのも、特に気にならないみたい。しまいにはTシャツをめくりあげ、露出した腹に水をあてていた…。やがて私の手を引いて階段を上がり、「でんしゃ!」と言いながら切符売り場に連れていく(てか、普段ICカードを使っているから、逐一、切符を買うってことはないのに、なぜ自動改札ではなく、切符売り場に連れていかれたのだろう…?)。「今日は、電車、ないよ」と言うと、ひっくり返っての大泣き。ああ、びしょ濡れのTシャツやズボンに、不特定多数の人の靴裏の汚れがつきまくっている…そして、その子を抱き上げて帰る私にも…。飲み会帰りの夫と軽く二次会。ちょっと下世話な話題でひとしきり盛り上がり、同時にしみじみもする。