卯月の十三

●4月某日: 夫、いくつもの店での念入りな下見を経て、無事に夏物の新しいスーツを購入。お風呂の前にサクの髪を切る(実際に切るのは夫で、私は押さえる係だが)。前回切ってから1か月なのに、だいぶ伸びていた。今回はかなり思い切ってハサミを入れたので、もう女の子とは間違えられるまい。新しく買った砂場セットをバッグから出しては入れ、それをもって「ばっばーい」と2,3歩歩いて行き、くるりと振り返って「たーまー(ただいま)」という遊びを、嬉々として繰り返しているサクを見ながら、週末おつかれさん、の意をこめて夫にマッサージ。サクも腰や背に馬乗りになって、お手伝いという名のもとにはしゃぎまくって遊んでいる。

●4月某日: 育児サロン。ひとりあたりの面積にすると全然広くない室内なので、それだけでは遊び足りないだろうと、公園でひと遊びさせてからサロンに入ったのだが、時間が終わっても、体力はまだまだあり余っているらしく、入り口で暴れる暴れる。結局、さらに公園でひと遊びしてから帰った。冬用のおくるみをお貸ししていたお母さんから、お返しにとおもちゃのかわいいハーモニカをいただく。夕方、いわしを煮ようとすると、今日買ったはずの生姜がどこを探してもない…! しょうがないので(しゃれじゃない)チューブのやつを入れてで作ったのだが、食べた後になって、夫が発見した。冷凍庫の中でカチンコチンになった生姜さんを…。もちろんこれはサク先生の仕業であろう。まあ小さな事件だが。小事件、もうひとつある。風呂上がりのサク先生、おむつをつけようとするやいなや、ジョーッとやってくれた。これがほんとの“小”事件、なんちゃって…くくくくだらなくてすみません。ちなみになにげにこの小事件、これで3日連続でやんす。サク先生、完全に味をしめてる…!