弥生の十三 / 櫻井翔くん、てか嵐、レベル高すぎワロタww

●3月某日: 夫の実家で合宿(?)している甥っ子に会いに行く。平日なので、サクとふたり、バスと電車を乗り継いで片道1時間の道のりだ。意外と道路が混んでいて電車の時間ぎりぎりになり、真新しく人の多い博多駅の構内を、サクを抱っこしていちばん端っこのホームまでダッシュ! 途中、改札口で駅員さんに「ニモカ*1使えますかっ?!」とか叫んだりしながら。間一髪で、間に合った。普段から走ってることが意外なところで功を奏した感もあるが、乗車後ひと駅分くらいゼェゼェ言ってたぜ…。

サク、バスでも電車でも、もう私の横にひとりで座らせられるようになった(うしろから手をまわして支えてはいるけど)。「しゅっぱっ、とー!(出発進行)」とか「あっしゃ〜(発車)」とか「た、と、た、と(がたんことん)」とかひたすら言ってるけど、経験値が低いので、まだギャアギャア騒ぐことはなく、ありがたい。

最寄りの駅までじぃじと甥っ子が迎えに来てくれてた。みんなでごはん。お兄ちゃんが気になりまくりで、彼に触発されたのか、昼ごはんもいつになくたくさん食べる。強い日差しの中、庭や広場でもたくさん遊ぶ。甥っ子はからりとしたたちだけど、意識下ではやっぱりおうちが恋しいんじゃないかな〜って感じもした。サクを連れてる私を見て、なおさら自分のママが恋しくなったのかも…なんか申し訳ない。

「おみやげに」と言って義父がお魚屋さんで刺身やらゲソ天やら山ほど買ってくれる。「おさかな天国」っていうか、むしろ「おさかな地獄」ってぐらいになってしまった…と思ったが、夫とふたりでほとんどすべてを食いつくした!おそろしや〜。

ひみつの嵐ちゃんスペシャル。中学校(高校も併設)に行った櫻井先生の質疑応答にほとほと感心する。

  • (仲間との仲良しの秘訣は?)「遠慮と我慢のレベル設定を的確にすること」
  • (嵐を辞めたいと思ったことは?)「長いことできる商売じゃないと思ってたから、高校卒業する段階でジャニーズを辞めようと思ってた。そうしたら、卒業する半年くらい前(だったかな?)に嵐の結成が決まった。内心、とんでもないことに巻き込まれたなと思ってたけど、初めて5人でツアーまわったりしたら、絆が芽生えて。だから、嵐を始めてからは、辞めようと思ったことは一度もない」
  • (先生に、「心に残っている先生は?」と聞かれ)「小学校の先生とはいまだに連絡をとらせてもらって、今回先生役をすることになったときも報告した。中学校ではジャニーズに入って勉強が遅れたときに放課後にひとりだけで補修をしてもらった。高校の先生が「歴史を学べ」「旅をしろ」のふたつを口を酸っぱくしていってたことが印象的で、今になってからなんとなく、その意がわかってきたような気がする…歴史は、今の自分の立ち位置がどのようにしてできたのかを知るため。旅は見識を深めるため」

これ、質問は事前に打ち合わせといたんだろうか? ま、そうだとしても、語ってることがすべて「自分の言葉」って感じがした。いや〜、若い時から高いレベルで仕事をしている人(スポーツ選手なども)は、三十路前でも言葉の説得力がすごいのである。背伸びしてるわけじゃなく、飾り気もなく、でも重みがある。話の内容はもちろん、変に生徒に媚びた感じもない、とつとつとした語り口もとても良かった。すごく「年下慣れ」してる感じだったけど、やっぱり事務所での経験かしら。櫻井君って基本的に丸い(目とか口とかなで肩とか)イメージだったんだけど、最近の彼はすごくシャープで研ぎ澄まされてる感じがする。

相葉くんの進行のスムースさにも瞠目だった。今回のメインである櫻井くん(と松下奈緒)のため、進行役に徹しているそのプロフェッショナルさかげん。嵐ほんとレベル高すぎ。「笑顔でいる秘訣」として、「笑っていればいいことがあるさ、と思ってます」とサラリと言ったのも超良かった。

ところでサクは櫻井くんの進研ゼミのCMが好きで、よく真似して「はいはいはいはいはい!」と手を挙げている。

*1:西鉄ICカード。JRと相互乗り入れをしているのかどうか、今いち自信がなかったのだ