弥生の十

●3月某日: Apricaの靴、とても履かせ心地(?)がいいのだが、いかんせん甥っ子のおさがりなもんで、靴底がめくれてきてしまった。砂が入ってくるので、急きょ、新しい靴を買う。夕がた、それを履かせて家の周りを散歩させてみると、慣れないのかちょっと変な歩き方をしてた。あのドラマのキョンキョンのペンギンみたく。それからサク、ベビーカーに自分で座れるようになった。やらせてみたわけじゃなくて勝手にやって、できてた。夕食後、夫が「今日はエミ気分…」と言う(訳:風呂に入るのがメンドクサイ)。それで私が先に入浴している間、ソファでうとうとしていると、乗っかってきたサクがほっぺたをペチペチして起こしてくれたそうだ。

●3月某日: 靴箱をあけたサク、しまいこんでいたNBの青いファーストシューズを見つけて、まるで鼠をとった猫かのように得意げに私に見せに来た。そして出かける段になり、新しい靴を履かせようとすると拒絶、じゃあ、と靴底のめくれてきたApricaの靴を履かせてもダメで、これはもちろん、青いファーストシューズを履きたい、それじゃなきゃ外には行かないもん!という主張である。ま、今日は雨で基本ベビーカーなのでいいか、と彼の希望に応えて出発。いざ履いてみると、「ん、なんか歩きにくい?」と気づいたのか、ちらちら足元を気にしながら、微妙にぎこちない歩き方をするサクだった。「カーネーション」ファッションショーのエピソードはすごかった。滂沱の涙を流した。キョンキョン&貴一のドラマの最終回もすごく良くて、録画を見終わったあと、「良かったな」「いや良かったよね」と夫と言いあう。

●3月某日: 夫、後輩の結婚式。私とサクは実家へ。寒が戻ってきて、サクもまだ鼻水を垂らしているので、外遊びはほんの少しにする。最近、自己主張→却下されると大暴れ のサクだが、実家に行くと、基本的にずーっとかまってもらえる状態なので御機嫌がうるわしい。これは甘やかしているという状態なのかもしれんが、まあ月に1回や2回、ちやほやされて悪いことはあるまい。夜、自宅に戻り、帰宅した夫と辛子明太子をつまみに飲む。なんか話がはずんで、嵐にしやがれのSPをつけてたんだけど、あんまり見ず。私たちが挙式・披露宴したホテルが今日の会場だったということもあるし、そうじゃなくても、結婚式の話って酒の肴になるものだ。