弥生の四

●3月某日: 赤ちゃん向けのお話会。一番に着いて、ボランティアの女性たちにワーッと迎えられ、びっくりしたのかサク号泣。みんなが集まるころには落ちついていたが、お話の部屋に移動するとまた泣く。途中からは慣れて、絵本や手遊びにニコニコ。今年度最後ということで、折り紙で作ったかわいいメダルをいただき、おぜんさいでみんなで乾杯。春から幼稚園に入るため今回が最後の参加ということになる双子ちゃんのママ(私をこの会に誘ってくれた方)はちょっと涙ぐんでらした。そうだよね〜、最初のお子さんからお世話になってた会だし、3番目にできたのがなんと双子ちゃんで、ここまでの道のりには色々おありだったであろう。で、4組の親子で近くのお店に移動してランチだったんだけど、ここでのサクがすごかった。すべてのカトラリー、ストローを集めたがったり、それを再分配しようとしたり、全員にいちいち乾杯を求め、私の「あーん」は拒んで人のお皿にスプーンを突っ込んで食べたがり、ある程度食べるともちろん立ち上がり、半個室から脱走してよその半個室に乱入すること4,5回(ほんと足が早い)、トイレの近くのスロープになっている通路をダッシュで約50往復…(←そのころには私も疲れ果て、いま人がいないから、ここなら走ってもいいか、とあきらめの境地に)。子連れ前提のお店なので、お店の人もお客さんも寛容な目で見てはくれるものの、やはり身の置き所がないような心地でした。サクタローのサクはサク裂のサクかっ! 夜はなでしこのなんちゃら杯の決勝を夫と見る。対ドイツ。みなさんさすがに日に焼けてて、コーナーキックの前とか、いかにもサッカー選手らしい仕草がたくさん見られて、かっこいい。4-3で負けたけどすごい試合だった。解説の方が知的で(ちょっと優しい有森さん、て感じ)、実況も浮ついてなくて、これがフジのスポーツ中継か?と信じられない思いが。

●3月某日: サクの電話ごっこがかわいい。受話器に見立てたもの(リモコンとか、平らなブロックとか)を耳にあて、「あーい?」「はー」と、いつもより小さくて高い、すごーくかわいい、よそゆきの声でお話の真似。話し相手のママが「じゃあね、バイバイ」と言うと、「バッバー」とやはりよそゆきの声で言って受話器を置く。ママの本物のケータイの場合は、「バッバー」と言ったあと、ちゃんと折りたたんで渡してくれる(ええ、いまだに折りたたみ式のnotスマートフォンですが何か?)。HDレコーダーに録画している番組を整理してすっきり。夫、会社の新ビルの完成で、寒空の中、3時間ほど外に立ちんぼで案内係し、冷えて帰ってくる。