『世迷いごと』 マツコ・デラックス

世迷いごと

世迷いごと

以前、「立ち読みで感想を書く」というこのブログでも唯一のエントリを上げた『世迷いごと』なんだけど、amazonチェックしたら値が下がってたんで買っちゃいました。新品みたいに綺麗ですっごくうれしい。

そのときの記事がこれなんだけど、立ち読みの割には簡にして要を得ているような気がするぞ。はい自画自賛タイム終了。

立ち読みでは、店員さんも気になるし、ベビーカーの中で暴れんとする息子も気になるしで、おちおち落ち着いていられない(あたりまえだ・・・てか、立ち読みであれだけ読んだ自分の図々しさに乾杯)。だから、自分がすごく好きな芸能人、若しくは逆に嫌いな芸能人について書かれたところを優先的に読んでいた。

今、子供が寝た後でじっくりと読み直すと、特に興味関心をもっていなかった芸能人についての章もすごく面白くて感心する。川島なお美のこと、うっかり好きになりそうだもんマジで。

今やたくさんのレギュラー番組をもち、発言の影響力も、業界内でのしがらみも、かつての比ではないだろうマツコだから、今後、こういう本を出すのはもう難しいのかもしれない。だとしたらすごく残念だ。

確かに、川島なお美とか高岡早紀とかの評も面白いんだけど、マツコには、「今、旬な女」をこそ、その鋭い舌鋒で評していってほしい、これからも。この本を作るときには歯牙にもかけていなかったAKB48を、社会現象にまでなった今、どう思っているのか気になるし。

追記:今、表紙画像をアップするために「はまぞう」を開いてみたところ、来週、「続・世迷いごと」が出ることが判明! 本屋に走れ、私!