睦月の三

●1月某日: 夫の実家へ。明日まで滞在している義妹とその息子ふたりと新年のごあいさつ&真昼の大焼肉大会。牛肉んまかった〜。5歳、2歳半、1歳半の男児が同時に走り回る様子は圧巻。時々おもちゃをとりあげられたりしつつもサクも楽しそう。食後は広場でサッカーをして遊ぶ。腹ごなしのつもりだったけど、すでに小学2年生くらいの体型だという5歳の甥っ子が蹴るボールはなかなかの強さで、非力な私は半ば本気。夜中、ものすごい強さで喉が締め付けられて、「ち、窒息する!」と恐怖しながら起きると、私の体に覆いかぶさるように乗っかって寝ているサクにぐいぐいと腕を喉輪に押し付けられていた。

●1月某日: 散歩して走ってそうじして、と、特になんということのない休日。だが夕飯がうますぎた。ブリカマの塩焼きに手羽元の生姜焼きに辛子高菜漬け〜! それでビールをやりながら、「坂の上の雲」の録画と「平清盛」の初回。ああ、ま・ん・き・つ・・・あと、貫地谷しほりと柳場敏郎と向井くんでやってた「花嫁の父」というドラマをちらっとだけ見たけど面白そうだった。向井くんは、イケメンとかドSとか殺人犯とかって極端な設定よりも、こういうふうに、ちょっと変わった、とか、間の抜けてるとこもあるふつうのお兄ちゃん、て感じのほうがかっこよく感じる。小栗くんが超2枚目の役をやると目をハートにする私だが(いろいろ死語)、向井くんのやる超2枚目にはどこかイラッとしちゃうんだよね。新ドラマ「ハングリー」はどうであろうか。

●1月某日: ゆうべの暴飲暴食+白湯で、顔のあちこちにわらわらとポツポツが〜。早く出きってくれ! 宮尾登美子の「平家物語」をひっぱりだして冒頭から再読を始めると、ハマるハマる。大河とは設定の違う部分もイロイロあるんだけども、白河院と璋子と祇園女御鳥羽院とのアブノーマルなあたりはしっかり描きこんであるもんですから。いいとも、すごく久しぶりにつけたら、テレフォンが向井理タモリさんと話す向井くんは割と自然に見える。サク、近所の神社の水場(手を洗ったり口をすすいだりするところ)で遊ぶのにハマり、「さあ帰ろう」と夫が抱き上げると大抗議。