『家政婦のミタ』第8話

初回から見ている私と皆さん、勝ち組決定おめでとうございます。29.6%です。瞬間ではありません。平均で、です。『JIN』の最終回も軽く超えちゃいました。

前回以前も、紹介所での白川由美との会話とか、前の場面との“つなぎ”(フィギュアスケートの採点法でいうところの、Transitionsですな)がいささか強引というか乱暴だな、と感じるところが散見され、今回も、ミタさんの「他にやるべきことがあるのでは?=祖父との和解)」とか、唐突といえば唐突だなと思ったのだが・・・もちろんそんなの捻じ伏せるだけの腕力があるわけで。凄絶な過去を語るミタさんを、阿須田家の面々同様、お茶の間の我々も固唾をのんで見守るしかなかったのであります。

しかし、ここでミタさんの過去を明らかにするとはねー。こっちが心配になっちゃうくらい、次々と惜しげもなくカードを切る遊川和彦。しかも来週は15分拡大(してくれなくていいんだが、正直)。どうなることでありましょうか。

あー、あと、平泉成の熱演に度肝を抜かれた。多分さ、脚本も演出も、あそこまでは指示してないと思うんだよね、「気持ちを入れた泣き演技でお願いしマース」ぐらいだと思うんだよね、テレビドラマだし。撮ってるほうもやってるほうも、その場でびっくりしつつだったんじゃないでしょうか。本人も、あら、ずいぶん出ちゃったワ、みたいな。