長月の三

●9月某日: 遠くに住む友だちから電話。出産祝いが届いたらしい。もう1年以上会ってないし、これからもそうそうすぐに会える見込みはない。この子に限らず、かつてすごく親しくしてたけど、今はめったに会えないっていう友だちはいろいろいて、そういう現実を思うと、途方もなくさみしくときもある。でも、受話器・・・っていいのかな?ケータイの向こうの声はとても近しく感じられてうれしかった。「子育てをがんばる」っていう言い方は、なんとなくどうかな?と思うんだけど、気持ちとしては、同志よがんばろうぜ!て感じ。夜、サクが最近にしてはずば抜けて早く寝て(21時)、「秋の夜長、到来ね〜」と言いながら夫と過ごした。

●9月某日: 広場でサクを散歩させていると、確かな意志をもって私の手を引いているかのように、店の中をめざしてずんずん進んでいく。それじゃ、って感じでサクと一緒に歩いてショッピング。帰宅後、どこを探してもしゃもじがないことに気づく。

●9月某日: 「どんぐりのいえ」で赤ちゃんお話会。サク、絵本が大好き。ページをめくるのが好きっつーか。あと、本棚から本をポイポイ出してくのも大好き(悲)。ちなみに、母としては、特別、本好きな子にならなくてもいいと思っているのだが。2ヶ月に1回くらいお邪魔してるだけだけど、サクなりに覚えてるのか、すぐに馴染んだ感じ。ごきげんで歩き回っていた。夜ごはん、この秋最初のサンマの塩焼き。しゃもじは見つからない。