葉月の十三

●8月某日: 額とうなじにできた“あせも”をサクがかきむしりまくってひどい見た目になってきたので、病院に連れて行く。白衣の先生に額を触れられただけで、サク、ギャン泣き。かいたところから悪い菌が入り、とびひになりかけているとのこと。がーん。飲み薬と塗り薬をもらって帰る。家の中でのあんよの速度が超早くなってきたサク、夜も元気いっぱい。昨日に引き続き、夜の寝かしつけに1時間近くかかってぐったり。

●8月某日: ここんとこ、朝と夕方に靴を履かせて近所を散歩させるのが日課。今日は午前中、サクの手を引いてえっちらおっちらスーパーに向かっていると、そこの駐車場を出ようとする車から、声をかけ手を振られる。近所に住んでいる友達だった。サク、小さな足で、毎日がんばって歩いてる。・・・の割に、夜もどうしてそんなに全開?! 今日も寝かしつけ1時間。国会で野田さんが総理大臣に指名される。

●8月某日: 夕食どき、そういえば無口だなあと思った頃、夫が立ち上がりごはんのおかわりをよそって戻ってきて一言、「今日のおかず、すんごくうまい」。冷蔵庫内の在庫一掃を目的とした中華炒めなのだが、レシピ通りに作ったのが功を奏したらしい。なにげに、炒める前にナスを揚げたりしてみたからな。2日にいっぺんほどの割合で、風呂上りにちっこいソーダアイス棒を食べてるんだが、一度、ほんのちょこっとあげてみて以来、サクがすんごく目ざとく寄ってきて、わーわー言っておすそわけを要求する。