『ブルドクター』第10話

ああ、最終回1回前なのに失望の出来・・・。

脅迫メールの犯人だったマギーさんの顛末とか、口封じのためさらに殺されかける小日向さんとか、終盤に登場してきた大物代議士の鹿賀丈史が事件の黒幕で、秘書(羽場裕一)がトカゲの尻尾切りにあって自殺(そしてきっと真相は他殺)とか、自称“今まででいちばん大きな夫婦喧嘩”が、案の定ぬるく和解して終わったとか(あんなにもみみっちくも、リアルさ満載の喧嘩要因が、あれで解決するわけがなかろーもん)。吾郎ちゃん=Wヒロインのうちのひとりの恋人がダークサイドに落ちたところで終わるとか。

とにかくセオリー通りに進んでいくため、まったくそそられない物語の中で、「高広が妻子に隠れて趣味で歌舞伎しかも女形をやってる」エピソードだけが異質な突出を見せていた!!!


どー考えても必然性はないし、一般視聴者の需要もない設定で、脚本の橋部さんってこういう悪ふざけをするイメージがないんですが、もしかして亀さんのファンでいらっしゃるんでしょーか? ま、こちとらファンとしては、普通に萌え萌えしながら見てましたがね☆ 市毛良枝を前にキョドる亀さんの演技のまったくテレビ的でないのも笑って許してます笑

しかし、最終回はピリッとしたとこも見せてほしいもんだとやっぱり願ってもいます。