葉月の九

●8月某日: 休日。家族3人でスーパーへ。野菜売り場を検分した夫、「八百屋に行っていい?」 今日の品揃えに満足がいかなかったらしい。スーパーの隣の八百屋にて、私がサクを抱っこ、夫は買い物かご片手に物色。ちょっと、いいかげん重いんですけど・・・って言いたくなるころにやっと買い物が終わり、その足で再びスーパーに寄ってその他のものを購入し、帰途につくと夫が一言「今夜、マーボーナスでいい?」え。 
ナ ス は 買 っ て ま せ ん け ど ? (冷蔵庫に在庫もなし。)

で、その日の晩ごはんはというと、オクラやにんじん、ミニトマト、じゃがいもなどなどを豚バラで巻いて爪楊枝に止めて焼く、というピンチョス風なものが作られた。ご丁寧に塩とタレと2種類の味。風呂から上がった私が、きれいに並んで焼かれるのを待ってる串たちを見て歓声を上げると、「下ごしらえ大変だったぞ・・・」と、夫、げっそり。「しかし手際よい仕事だね」と賞賛すると、「風呂に入りながら手順、できあがり、すべてをイメージしといたけんな」。その労力に反比例して、食べるのは超簡単でした。パクッと一口。