テグ世界陸上5日目!

今日の競技は女子競歩のみ。こういう中休みみたいな日って、いつもあったっけ?

連日、アスリートゲストとして出演している為末大がいい感じ。

日本人選手の誰が走るときだったかな、

「初めて世界の舞台に立つときのショックはすごい。ピストルが鳴って走り出して、コーナーを曲がったら、見える景色が(日本国内やアジアの大会と)全然違う。肌の色が違って、体の大きな選手たちが自分よりずっと早く走っている。これが世界なんだな、と思い知る」

みたいなことを言ってた。「世界の景色」については、朝原さんも以前、解説席で言ってた。選手として、そういう景色の中で勝負してきた人ならではのコメント。

女子400mハードル準決勝、7位に終わってトラック上に座り込む久保倉さんを見ながら、もうひとりの解説者(谷川さんだったかな?)と話してるのも面白かった。

「(初めての準決勝だから)今もう、パニックだと思いますよ」
「準決勝というのは、世界のベスト24ですからね(=みんな強いのはあたりまえ)」
「優勝する(=優勝にからむような)選手以外は、(流さないで)本気で走ってきますからね」

みたいな会話の中で、「(準決勝では)本気、本気。僕もいつも本気だった」と。コメント内容の興味深さはもちろん、喋り方のフランクさが、なんか良くて。

しかし、織田さんも言ってたけど(と、なんか織田さんのコメントに同意してばっかりの自分が・・・)、あらためて為末のすごさよ。短距離で(400H)、二度も銅メダルをとってるんだもん、世界陸上。こんな日本人、そうそう出てこないよね。今後も。

さて、今、これ書くためにTBSの世界陸上公式サイトを確認したところ、為末さん、キャスターとしての意気込みを語っているのだが。

今回アスリートゲストとして初めてのスタジオにて解説をすると言うことでとても緊張しますが、織田さんの熱さに負けないように、「なにやっているんだ」と言われないように頑張りたいと思います。

これは、明らかに、2007年大阪世界陸上にて、予選で敗退したときにスタジオの織田(呼び捨て)に
「何やってんだよ、為ッ!」と罵倒されたときのことを念頭においてますよね。ふふ。