テグ世界陸上初日!

始まった。ついに始まったよ〜! 待ってたよ〜〜〜! 

男子100m予選。世界陸上1日目の花形といったらこれでしょう。ボルト(ジャマイカ)、ルメートル(仏)、ガトリン(米)、ディックス(米)、ブレイク(ジャマイカ、ボルトの練習相手)など、有力選手が順当に通過。ゲイもパウエルも欠場ってことで、今大会はなんとなく小粒な印象だったんだが、なんのなんの。速い奴が速いってのは盛り上がるね〜! 白人初の9秒台走者というルメートルの走りを初めて見たんだが、マジ速ぇー! しかもイケメン。

女子400m予選。アリソン・フェリックス(米)、ウィリアム・ミルズ(ジャマイカ)、サンヤ・リチャーズ・ロス(米)通過。ここ5,6年、200mの絶対女王たるアリソンが400に進出! 予選ぶっちぎりでしたな〜。織田さんが「サンヤ vs アリソン! これが見たかったんです!」と大興奮するのもわかる。アリソンもサンヤも相変わらず颯爽たる麗しさで、見るだけで幸せな気分にさせてくれるのだ。

女子3,000障害。80mおきのハードル・水濠を越えながら猛スピードで走るこの競技が好きです。なんでこんなことをせねば・・・?という疑問が頭を渦巻きながらも、そのあまりのハードさに目が釘づけになります。日本からは、今大会も早狩さんが出場してた。大ベテランですね。

女子10,000m決勝。ケニア勢がワン・ツー・スリー&フォーフィニッシュという凄まじい戦績。解説のQちゃんが、「○○さんと○○さんは普段から口もきかないそうです」というデリケートな選手事情をサラッとお茶の間に伝えていた笑。日本勢は、14位吉本、15位杉原、17位絹川。福士さん出てないんだ〜と驚いてちょっと調べたら、手術されてたんですね。

女子マラソン。ケニア勢がワン・ツー・スリーフィニッシュという凄まじい戦績。遠からずこの日が来ることは予想されていたが、ついに大航海時代ならぬ大ケニア時代が到来し、しかも10,000mの結果を見るに、この傾向は当分続くんだろうな。転倒をものともせずに優勝したキプラガトなど、かつての谷口あたりとはモノが違うってことを見せつけてくれました(なんという古ネタだ)。22,3kmあたりまで見てから出かけたのであとは結果のみ知ったのだが、赤羽さんの5位入賞は立派だと思う! 尾崎さんはどうしたんでしょう?

男子棒高跳び予選。フッカー、予選落ちしちゃったのね〜(涙)。ベルリンの勇姿よもう一度(王者のすさまじさ - moonshine)、とは、ならなかったかぁ〜。

雑感。テグもトラックの色は青。短距離が予選〜準決勝〜決勝になっている。いつもは予選が1次と2次に分かれてたよね? ファイナリストにとっては、1本減るのでありがたいだろう。朝原さんの解説に今回も和む。

男子ハンマー投げ予選。室伏ったら、ここへ来て、現在、世界ランキング1位なんですってね?! 2007大阪、2008北京、2009ベルリンとかぶりつきで(テレビだが)見てきたけど、彼がメダルを獲るところは見たことないので、今回は期待しちゃうぞ、うふん。て思ったらいきなり予選A組1位! 織田さん、「もう、これを決勝のResultにしちゃいたいですね」と無邪気な笑顔でむちゃくちゃなコメントをしていた。

というわけで織田さんも初日から絶好調でうれしい限りです。ほかにも、

  • 「前歯に注目して下さい」(←しかも女子選手についてだよ!)
  • 円盤投げの選手紹介で)「この人は見たらすぐわかります。手投げです」(と、手投げのフォームを真似っこしてみせる)
  • (大好きなアリソン・フェリックスのネックレスについて)「なんでシルバーなんだろう・・・? ふつう、みんな、ゴールドだよね。金メダルにちなんで」(と、首をひねって、深く深く考え込んで放送時間を消費)

などなど織田さんらしさ全開です。そしてそれらをかる〜くいなしながら軽快に進行していく中井美穂さんとのコンビネーションも磐石。あー、やばいやばい。楽しすぎる。開催期間中、毎晩ビール飲んじゃいそうだぞ、っと。