『ブルドクター』 第7話

声を大にして怒鳴り散らす、という、これ以上ないほどド直球の怒り方を見せてくれた亀さんに苦笑。なんか、このドラマ見てると、稲垣さんのほうが演技うまく見えるわ・・・。実際、映像作品のキャリアでいったら、亀さんのほうが断然ひよっこなんだけどね。

あのさー、ファンがこういうこと言うのもなんだけど、主演の江角さんや若い石原さとみSMAPの吾郎さんやらはともかく、亀さんのことは、そーんなにも顔をアップにしなくてもいいよww しかし、『風林火山』から4年、亀さん白衣で心臓マッサージかぁぁぁ、と妙に感慨深いのであった。

解剖の結果、医療ミスではなかったことが判明、犬も食わない夫婦喧嘩も収束して一件落着かと思いきや、亀さんの浮かない顔が数秒、大写しに。予告でもまた、クッションを投げつけるというわかりやすい怒りの表現をしてたし、なんかあるのね、まだ。

これまでの描写からいって、亀さんが妻子を大事に思う気持ちに嘘偽りはないはず。おそらく、“生きている人を診る医者のほうが、亡くなった人を診る医者より上っていうの?問題”につながる事柄が浮上するんでしょうね。医者としての亀さんが、江角のキャリアを否定することになる行動を迫られるというか・・・。もしかして、小日向さんに脅迫メール送ってる人とも、なんか繋がってんのかな。

でも、これは、強くあろうとして、実際に強くあれる女たちを描くドラマ。

江角さんは「仕事に誇りを、家族(恋人)も大事に」を貫くはずで、その姿が石原さとみのメンター的にも作用していくわけで。その過程において、頑なだったりナイーブだったりするちょっとダメな男たち(=吾郎さん、亀さん)の変化をも促すんだよね、きっとそれぞれに。ちなみに、小日向さんに対しては、志田未来ちゃんが同じことをしてくれるんでしょう。