皐月の十

●5月某日: 雨の日の外出は悩みどころ。今日は、初めて、おんぶしてスーパーに行ってみた。それほどひどい降り方ではない時間に、傘をさして。意外といけるな。ベビーカーにレインカバーをするよりは、サクもうれしそう。とはいえ、ちびっこで非力な私なので1時間も立たずにいっぱいいっぱいになります。ふと見つけたブログが面白くて、過去ログにまでえんえんとさかのぼって読む。こういうとき、「幸福な出会い」って言葉が思い浮かぶ。こっちが勝手に出会ってるだけですが。

●5月某日: 久しぶりにミョウガを買った。夏が始まる感じがする。お風呂に入っていると、ちょっとむずがるサクの声が近くに聞こえたので、ドアを開けて呼んでみた。ドアのすぐそばまでハイハイで寄ってくるサク。ちょっとお話して「ママもうちょっとかかるから、パパと向こうで待っててね。あとで呼ぶから」と言ってドアを閉めると、あわてず騒がず、ひとりで去っていく気配があり、そっとドアをあけるとやっぱりいなくて、リビングのほうで今度は夫と話しているもよう。言葉が全部わかったわけではなかろうが、なんとなく、サク、大きくなったなあ・・・と思った。

●5月某日: 夫が職場ですごくいい席のチケットをもらってきたので、サクを連れて初めて野球観戦。福岡ヤフードームへ! たまたまこちらもチケットをとっていた姉夫婦に車で送迎してもらう*1。台風の影響もあり激しい風雨の日だったのでおおいにありがたかった。かつて野球少年だったという、今をときめく川越シェフが始球式に登場してハナから興奮。本当にいい席で、松田選手なんかすんごく近く見えました。先発の摂津くんの球筋も良く見えた。いいピッチャーだなー。「1回ずつ交代ね!」といってサクを膝に抱いて見始めたら、いきなり1回から4点ももぎとるホークス。う、うれしいけど、猛攻すぎて長い・・・*2。お昼を食べないできたサクにベビーフードをあげるも、やはり球場のすごい雰囲気にびっくりしているのか、いつもほどの食欲を見せない。隣の席の50代とおぼしき夫婦がサクのことをえらくかまってくれた。聞くと、ご夫婦ももうすぐ孫が生まれるらしい。「おととい予定日だったんだけど、まだ兆候は全然ないっていうんで、野球見に来たとよ〜」とおっしゃっていた。ベイスターズから景気よく追加点をもぎとっていくし、こっちの摂津くんも調子はいいのだが球数が多くて、やたらとのんびり進む試合だったが、それでも、本格的にぐずりだした7回まで見ることができた。途中、授乳コーナーに行くと、サクより小さい赤ちゃんばかりでびっくり。首がすわってない子もいたよ・・・! 

●5月某日: 昨日の楽しい野球観戦のオチに、姉夫婦の車にケータイを落として帰ってきてた。たまたま仕事が休みだった姉に届けてもらう。わざわざすんません、ほんと・・・。

*1:私たちは球場ではぜひともビールを飲みたい夫婦

*2:結局、1回交代なんて規則性は保てませんでした。