『江』第18話「恋しくて」

“姫たちの”戦国ドラマとはいえ、さすがに、ここまで歴史が「単なる背景」扱いだと若干萎える。しかし今日もお茶々さまがすてきでした〜。内なる葛藤を続けるお茶々様、いったいどのように秀吉に落とされるのであろう(泣)。や、そこは田渕大先生が、「お茶々さまが自ら秀吉を選ぶ」シナリオを用意してるんですよね。今後の、おね様と茶々様の関係の変化も気になる〜って、こういうところにワクワクしちゃうのは、やはり私が女だからかね。

まわりでも、「今年は見てる」っていう女子、けっこういるもんなあ。あ、来年の男キャストが大量に発表されましたね!! 来年はひとつ、硬派な大河を頼むよ!!!

時代考証というものを一切無視した言動を繰り返しているお初ちゃんは、歴史ヲタにとっては許せない存在・・・であるはずなのに、私、この子がけっこう好き。それはひとえに、水川あさみの健闘によるものだ! 声質からして時代劇に向いてはいないし、所作も雰囲気も(こういう演出じゃなくても)お姫さまという雰囲気ではない女優さんだけど、なんかとってもキュートに見えるのよね〜、このドラマのお初ちゃん。

反対に、ちょいちょい出てくるガラシャさんは、ドラマティックな運命をたどるのはわかっているし、ミムラさんはきれいなんだけれども、どうもまだ魅力に欠けるように思います。それを言い出したらお江ちゃんのほうがもっとかわいそうなんだけど・・・。早くAKIRAと結婚しちゃえー! つか、秀次と秀勝、どう見ても同腹の兄弟じゃないだろ・・・。そいえば、斉藤工くんの顔がなんか違って見えた。