松山ケンイチ・小雪結婚

8歳年上の姉さん女房とあって、「あなたみたいなひよっこで大丈夫?」「がむしゃらに押しました」あたりのフレーズを喜び勇んで取り上げるマスコミが多い中、『スッキリ!』でテリー伊藤が、

「見事な会見。相手が女優さんであることをきちんと意識して、“自分が押しました”の一点ばり。ほんとは、小雪さんのほうが惚れてる部分、松山さんがひっぱっている部分もあるんだろうけど、それを微塵も見せない。マスコミにいろいろ話しているようで、ほんとにプライベートな部分はちゃんと隠している。たいした男」

というような言葉で絶賛していた。確かに! なんて、うんうん頷いちゃった私である。まあ、なんの根拠もない、こっちがわの勝手な感触なんだけれどもね。「そういう想像の余地がある」ところが重要なんだと思う。

茫洋としているようで一途に押す男、目の前のマスコミと誠実に相対しながらも美味しいところはちゃんと隠しているらしい男、尻に敷かれているようで実は尽くされている男(小雪のお手製の弁当とか有名だよね)、愛想がいいわけでもないのになぜか愛嬌のある男、大河ドラマの主役という大仕事を若くしてつかんで、長丁場の前にきちんと私生活を整える男・・・

なんともいえず、人好きのする、想像(妄想も含む)をかきたてる人だよね、松ケンさん。柄の大きさがあるっていうか。このあたり、超クレバーだけどなんとなく底が見える感のあった水嶋さんあたりの会見と、だいぶ違うなーと思ったことである。水嶋さん@難波南はほんとに最高だったんだけれども!

ちなみに、水嶋さん夫妻押しの『とくダネ』小倉さんの、この話題に対する食いつきの悪さも、なんか見ものでした。

ともかくも、あるていど長い期間、しっかりお付き合いしたがゆえの自信みたいなものが垣間見える、すてきな会見だった〜。ときめきました。お幸せに! そして、こんなすてきな役者さんをつぶさない大河ドラマを、ぜひ来年のスタッフにお願いしたいものです!