卯月の一

●4月某日: 姉の働く花屋で、アレンジメントを一点、作ってもらう。サク、姉の抱っこで花に囲まれた写真を一枚。その足で夫の実家へ、義父の退職のお祝いで、私たち(長男)と義妹がそれぞれ子どもを連れて集まり、近くのお店へ移動して食事。昼食には遅い時間を予約していたので(ちびっこ3人が大騒ぎするのは目に見えているため)、お座敷を独占し、5歳になったばかりの甥っ子はカラオケまで歌ってくれる。良い会だった。そして、義妹の親友のお母さんでもあるという女将さん、きれいだしサービス上手だし、いい意味で、ほれぼれするほどの“お水っ気”だった。おなかいっぱいになりすぎて、夕食は省略。

●4月某日: 整体へ。「今までで一番凝っている、これはかわいそう」と、ひどく同情される。その週は確かにつらくて、温湿布を何枚も貼って寝たりしていたのだった。

●4月某日: 入籍記念日。前夜、夫が言い出すまでまっっっっったく!覚えていなかった。しかし、挙式3ヶ月前に入籍したのは、「一年に何度もドンチャン騒ぎをする大義名分が欲しいから」なのだ(嘘)。ま、乳飲み子を抱えて飲んだくれるわけにもいかんので、家でささやかに骨付き肉など食べてお祝い。

●4月某日: サク、ヒブワクチン接種2回目。先生の前に座っただけで号泣し始める。通算6回目の予防接種だが、この段階で泣くのは初めてである。聴診器も、背中トントンも、お口アーンも、すべてが号泣のうちに執り行われ、一瞬のチクッが終わったあとも、3−4分は泣きやまなかった。今後はさらに、待合室ですでに泣いたり、病院の入口で「入りたくない〜!」と泣いたりするようになるんじゃろうか〜。

●4月某日: 春。「笑っていいとも」のレギュラーの曜日移動や、新コーナーに、まだ馴染めない。月曜からオードリーが見られるのはちょっとうれしいです。

●4月某日: 鍋のふたを取った夫に「わ、これ、煮汁が多すぎなんじゃ?」と苦言を呈されたものの、鰯の煮つけがなかなか美味しくできた。「魚の煮つけなんて作ってもらったの初めてかも〜」と言うので激しく否定しておいたけど、実際、そんな錯覚を抱かれても不思議ではないんですよね〜。せいぜい、3回目ってとこでしたでしょうか? 入籍=同居しはじめてから丸3年ですが、てへ。