『外交官 黒田康作』第2話

初回でODAさんのアピールを存分に受け取ったところで、2話は柴咲コウの魅力を再確認。

私この柴咲さん好きだー。苦虫を噛みつぶすいいつものODAさんには様式美を感じても、やたらツンケンしたり唇をひん曲げたりするいつもの柴咲さんにはもう食傷ぎみだったから、今回はどうだろうと心配してたんだよね。そしたら、メガネでゆるウェーブで押しの弱い柴咲さん。でも、地図マニアで、足を使うのを厭わない、心優しい刑事の柴咲さん。

天才肌、とか、閃く直感、とか、華麗なる経歴、とかいうのにも弱いけど、同じくらい「しらみつぶし」「体力勝負」みたいな世界にも惹かれる・・・というか親しみを感じちゃうもんだから、今回の柴咲さんの設定には諸手を挙げて賛成です。そして、やっぱりなんといっても美人だよ〜! スーツのスカートから伸びる足も美しい。

いまだ透明感を失わない夏帆ちゃんといい、こちらは長年鍛えたふくらはぎが存外たくましい草刈さんといい、女性陣もなかなか楽しませてくれるドラマではないですかー。あ、2話からいきなり大殿様=近藤正臣が登場。草刈、香川に続き、これで『龍馬伝』カラーがまた濃く。

外務省の配属先、外務省トップ、警視庁のキャリア、所轄の管理職、夏帆ちゃんの高校と、なんか舞台が多すぎて、全部をからめながらどう見せてくれるのかまだ見通しがつかないんだけど、期待感は継続してます。なんたって、我らのODAさんが対決するラスボスは香川照之ってわけでしょ?! そうなんでしょ?! クレジットでも見事にトメを飾っているのが感無量です。

しっかし、視聴率悪いんだよね。世間はODAさんにも香川照之にも興味ないですか・・・。ていうか、一時期磐石だったフジの木10枠は完全に数字を手放してるね。これまた、その端緒は、私が夢中になって見ていた『不毛地帯』だよね・・・。わたし、世間と逆行してますか?むーん。