『Q10』第6話

第4話、第5話と見逃してしまったんだよー!(号泣) そしたら、何なに? 久保くん(池松壮亮)と民子(蓮佛美沙子)仲良くなってる? 影山(賀来賢人)と河合(高畑充希)は別れそうになってる? なんなんだよー。

さておき、今回も泣いたよ?

「泣かないでいてほしい」と言われて涙の入った容器を取り出し、「泣きたくなったときは平太のことを思い出してかわりに笑います」「そんなこと言われて恥ずかしかったんだよ」「はにかんでください」んでタコの口でチュー、っていうのは、途中で読めちゃうんだけど、そりゃもうよどみのない完璧な流れで、最初ぐっときつつも、こっちが年甲斐もなくハニカむわバカー! て感じだったけど、ほかにも。

藤丘(柄本時生)が弟に「おまえが生まれた日だよ」と言うくだり。まあ、どんなにベタだろうと、そういうネタに弱いんだけどねそもそも。

あと、クラスのみんなが藤丘のアパートの前で歌ってて、藤丘が家から出てきて、弟と手をつないでそれを聞いてるんだけど、途中から一緒に歌いだすところでも、ぶわっと涙が出た。

いい年こいた大人である私は、随所で涙腺を刺激されつつ、きゅんきゅんしつつ見てるんだけど、このドラマって、登場人物たちと同世代である中高生にはどういうふうに映ってんのかな。

2週見逃してるんで断言できるのかちょっと微妙だけども。このドラマはファンタジーだけど、一貫して登場人物たちに「行動すること」「伝えること」をさせてて、それが大事なことなんだよ、って視聴者に言っているようで好き。自分の中高生のころを思い返せば、勇気が出なかったり、あまのじゃくな気持ちになったりして、そういうことがなかなか難しかった気がするから。まあ、わかっていても現実に自分ができるかどうかはもちろん別だけど、なんつーか、「行動する」「伝える」登場人物たちを見て胸を熱くするのも、ひとつの経験なんじゃないかって思う。