2012年 大河は清盛!

いやー、たまげました。

先日、『斎藤工さんは近年中に大河ドラマに出る人材』というようなことをブログに書いたところ、『来年の出演が決まっています』とのコメントをいただき、私が産後臥せっている間に『江』の男性キャストが発表になっていたことを知りました。自分の予想との照合作業および感想は、後日まとめたいと思います。しっかし屋敷プロデューサー、そうきたか、向井理かーーー! 狙い撃ちしてくるなあ!

と、頭に血をのぼらせて一週間。
「来年のキャストについてもさることながら、そいえば、そろそろ再来年の題材が発表になって然るべき時期では、、、?」
はた、と思い至って、ツイッターでつぶやいてみたところ、こちらも早速「もう決まってるよー」とのリプライがいくつか。ネットって素晴らしいですね。NHKの正式発表はまだだけど、スポーツ紙で出たとのこと。ことこういうことに関しては、スポーツ紙の情報は確度高いのよね。

で、なんと!
平清盛だそうじゃないですか!

今後いかなる題材で制作されるかについては、大河ファンの間でつねに話題になるものです。歴女人気の高い真田幸村だとか、山本勘助直江兼続をやったなら黒田官兵衛もやれだとか、そろそろまた忠臣蔵だとか三傑主役ものだとか、予想のメインストリームはそんなとこですね。たまに、松永弾正久秀とか無理なことを言う人もいますが、清盛だって、どっちかというとそっち寄りだと思ってました。

大河ドラマも50作品を数え、やり尽くした感が出始めて久しいですが、いやー、これぞネタ切れの賜物。NHKさん、英断です! 本能寺とか関ヶ原とかを焼き直しながらやるのより、よっぽど見たいです!
ふつう、清盛といえば吉良上野介にも劣らない敵役の代名詞じゃないですか。平家にあらざれば人にあらず、なんてフレーズとか。源氏の攻勢に激怒して、発した熱病を鎮めるため水風呂に入れたら一瞬で湯になったとか。いまわのきわに、「葬儀とかどうだっていいから、とにかく頼朝を討ってその首を墓前に供えよ!」と言い遺したとか。一般に知られているエピソードはそんなものばかりです。

しかし、歴史の研究も日進月歩で進んでいます。清盛の政治手腕や功績についてもかなり検証が進んでいるはず。大河での源平ものといえば近年では2005年の『源義経』ですが、これはなぜか『平家物語』が原作でした。よって平家のみなさん、特に清盛の子供たちは多く登場しており、また、渡哲也が演じた清盛は、ある意味ら慈父のような大きな男という描かれ方をしたようです(私はほとんど見てません。悔やまれます、、、)が、さて、再来年はどうなりますか。書いてて改めて思いますが、再来年。毎年のことながら先の長い話を妄想してますね。

今回の情報を得てから、とるものもとりあえず(?)主役の予想をしてるんですが、ああ、小栗旬しか思い浮かびません! どうしましょう。知名度といい人気といい実力といい、これほどの適性がある人、他にいるでしょうか。位人臣を極めていく野心や、戦場での勇ましさ、為政者としての酷薄さ、平氏宮廷絵巻に君臨する華やかさ。。。清盛のいろんな面を見事に演じてくれるにちがいない。再来年なら30歳になるかならないかってとこ?ということで、大河の主役として年齢的にもぴったりです。お願い、小栗さん、受けてこの役!

小栗さんでないなら、にっこり顔でも目は笑っていない堺雅人ってのも似合うかも。瑛太や佐藤隆太はイメージじゃないな。松山ケンイチ、清盛以前にNHKで仕事しそうにない。ここで森山未来をもってきたらNHKを見直すけど、そこまでの勇気はないか。でもP次第だよね。内野聖陽だって、実力はじゅうぶんだけど、『風林火山』前は一般にはそこまでの知名度なかったわけだし。大河経験があるとはいえ、三浦春馬じゃさすがに若すぎるかな。

まあ、主役の発表は来年明けてからかな。まだ当分先でしょうが、妄想の具体化のために、続報が待たれますね。まずはプロデューサーと脚本家、原作の有無あたりのところ、たのんますNHKさん!!