君よ、風の存在に気づきしか

●5月13日(木)
7時50分に夫が出勤していったあと、自分の朝ごはんと片付け、そうじ、洗濯。だいたい9時ごろには終わる。きのう、実家の洗濯機が壊れたという話があったので、その後どうなったか気になって電話すると、部品交換で直ったもよう。12年目なのにがんばるねぇ。三菱もえらいぞ。10年以上も部品の在庫を残してるなんて。安心して、二度寝に入る。

午後は図書館へ。図書館に通うようになったのも妊娠してからだが、本屋とはまた違った楽しさがある。思わぬ本と巡り合って狂喜。ほかにも2冊借り、さらに、次の機会に借りる候補もいくつか見つけて、ほくほくで帰ろうとして、その前にいちお雑誌コーナーをざざーっと見て回っていると、ああーやっぱりあったよ、琴線に引っかかるものが。なんだこれ。詳しくは別項。

夜ごはんは、焼きそば、おそうざいのアジフライ、きゅうりとしらすの酢の物。アジフライは、昨日のサバ竜田揚げが失敗したときの保険として買っておいたもの。

●5月14日(金)
朝から産婦人科へ。33週0日め、腹の子のBPD(頭囲の直径)は8.1cm。2週間前に比べると0.5cm大きくなっている。相変わらず平均よりは小さめながらも、成長しているもよう。今日は、GBSという検査のために内診があった。私は4週0日目という超初期から通っているが、この病院は最初期すら経腹で超音波画像を見るので、そういえば妊娠して初めての内診だ。思いのほか痛くて、精神的にもなんか疲れてしまった。こんなことで産めるのか。

終わって、しほちゃんちに寄る。「ちょっと寄せてね」のつもりで行ったのだが、気づくとお昼ごはんにホットサンドイッチをいただき、午後3時までも長居しているわたくしが・・・。

生後ちょうど2ヶ月経った長男くん、1ヶ月ぶりに見るとまたひとまわり大きくなっていた! おむつももう、新生児用でなくSサイズを使用しているとのこと。新生児の時期って、ほんと、あっというまなのね・・・。

で、長男くんは首がすわっていないので怖くて抱っこもできないんだけど、2歳8ヶ月を過ぎているお姉ちゃんのほうには「脱臼しないの?!」てぐらいのことを要求されつつ、みっちり遊ぶ。子どもってどんだけ柔軟性があるのだ。そして、ケータイやipodのタッチパネルを慣れた手つきで操る。お父さんのiphoneで慣れているらしい。現代っ子!

言葉のほうも、私が「おなかの赤ちゃん動いてるよ」と言うとお腹をさわったりするなど、こちらの言うことは何でもわかるし、

  • 赤ちゃんみたいに・・・ (ひゆ)
  • 大きい お皿 つくりたい (3語文、願望)
  • あけ られ ない (可能+否定)
  • えみちゃん どこ いった (wh疑問文)

などなど、発語も流暢。いちばん驚いたのは、部屋の中からベランダの洗濯物や鯉のぼりがびゅーびゅー揺れているのを見て、
「風がいっぱい吹いてる」
と言ったこと。動物や静物のように“そのもの”が見えるわけではない“風”という存在、しかもそれには強弱があるってことまで、これぐらいの時期にもう理解してるものか、と感心した。

夫が飲み会のため、夜はサバの竜田揚げの残りやおみそ汁などで簡単にすませる。勤めていた会社が重大なディスクロージャーをしていた。半分「やっぱりね」で、もう半分は意外な気持ち。