『不毛地帯』 第7話

マッチゲさんこと小出・復活! いきいきと演じる姿を見せてくれてます。こわいよー! そのうち消されそうなにおいが、彼の体からぷんぷんと漂っている。

遠藤憲一松重豊阿部サダヲと、3人も気持ち悪い役者が出てて、その気持ち悪さがちっともかぶってないところがいい。おかげで、竹野内豊が、まー男前に見えること見えること。イケメンパラダイス的なドラマよりも、キモメン(演技力必須ね)がわらわら出てきて、その中に一羽、放たれる白鳥・・・みたいなドラマのほうが私の好みかもしれない・・・。

ラスト近く、ホテルで待つ小雪に電話をしなかったこと、そして妻・和久井映見の必死の訴えに心を動かされて「私に撮っても家族が一番大事だ」とはっきり言って抱擁したこと、このふたつの唐沢の言動に本当にほっとした。昭和の古き時代を描いているとしても、これでこそ、平成22年のドラマ。逆の展開が繰り広げられるのはのは、昭和時代に作られたドラマですが、見ててものすごくストレスたまるんだよね〜。でも、和久井さんには次週、不幸が襲いかかるようですね。