小林よしのり『天皇論』、佐野眞一『新 忘れられた日本人』など
今日の日経新聞に広告が出ていたのもあって、小林よしのりの『天皇論』を買おうかどうか再び迷うが、本屋で手にとってみると(2度目)、やはり私にとってはとりたてて新鮮味のある内容でもなさそうなので、戻す。しかし、天皇の激務や、憲法に対する忠勤ぶり、平和への心からの祈り(祈りという言葉の静かなニュアンスとはあまりにもかけ離れた祈りの行動っぷり!)などを、あますところなく書き尽くしているこの本は、まさに小林よしのりの渾身の一作。
- 作者: 小林よしのり
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/06/04
- メディア: 単行本
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そのほか、『新 忘れられた日本人』と題された単行本が新刊コーナーに並んでおり、宮本常一が1960年に発表した『忘れられた日本人』にひどく感銘を受けた私としては、ちょっとその題ってズルくないかー?と思いながら手に取った。
- 作者: 佐野眞一
- 出版社/メーカー: 毎日新聞社
- 発売日: 2009/07/18
- メディア: 単行本
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買ったのは、新潮文庫から出ている『白洲正子自伝』。8月にやっと放送される予定だったNHK制作ドラマ「白洲次郎」の第3話(最終回)は、きのう公式HPを見ると、衆議院選挙関係でNHKの番組編成が大幅に変更されたらしく、9月下旬の放送にまたも延期されてた。えーん。
- 作者: 白洲正子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1999/09/29
- メディア: 文庫
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