三浦しをんフェア実施中

『風が強く吹いている』は、あのあともう1回通して読んだ。
単行本という私の手の届かない状態にあるこの本を貸してくれたのは、だいちゃん(仮名)。宮崎やら関門海峡やらのフルマラソンにも参加する、立派な市民ランナーである。
夫の同期で、昨日の飲み会にも来てたので、激しく語り合いたかったのだが、いかんせん、他の方々もいたし、お互いに酩酊しており、深いところまで掘り下げるには至らなかった。

後悔を胸に、今日は作者・三浦しをんのエッセイ再読に励んでいる。
『夢のような幸福』に続いて、今、『乙女なげやり』の後半部分。これ読み終わっても、うちの蔵書にはあと2冊控えてるぜ、三浦さんのエッセイ。
いやーほんとに、この人の読書オタク度といったらものすごい。私も、本好きを名乗る(?)からには、ここまで究めたいものだが、それには気の遠くなるほどの労力が必要だろう。。。。

本屋に行って単行本コーナーをのぞくと(普段は、どうせ買わないので、なかなか立ち寄らないコーナーなのだ)まだ文庫化されていない三浦さんの本がいくつもあった。
精力的に執筆活動してるなー。
それでいて、連載エッセイによると、今でも死ぬほど本を読んでいるっぽい。
三浦さん、作家としてはまだまだ図抜けて若い。私のふたつ年上だから、32歳か。
人気もあるし、これからもどんどん作品は発表されるだろう。
あれだけ読んで書いてりゃ、作家としての力量もますます上がるに違いない。
恐ろしい子・・・・!(北島マヤ?)

夢のような幸福 (新潮文庫)

夢のような幸福 (新潮文庫)

人生激場 (新潮文庫)

人生激場 (新潮文庫)