霜月の五 / Agust D「The Last」

●11月某日: N事務所出勤。データ整理。

ネトフリで「半分、青い」を見ているMちゃんから時々熱いLINEがくる。今日もそうで、やりとりしてるうちにランチすることになったw 

働き方の悩みなども聞いて、これはプロのキャリコンさんにお話ししたほうがいいいよとTさんを紹介することにして、Tさんにメッセすると「まだSNSにも書いてないけどえみちゃんには話そうかな」とひとつ打ち明け話が。みんないろいろあるよね、そんな中でがんばっているんだよねと胸が熱くなる。T山さんにいただいた柿とアンコ入りのマリトッツォが激うま。夜ごはんはピーマンの肉詰め、ハヤトウリのスープなど。

●11月某日: 仕事の原稿とPTDオンラインコンサートの備忘ログ、書いた書いたの一日。でも備忘ログはまだ書き終わってない~ ライブ配信でしゃべると意外に反応あり、有難い。夜ごはんはポトフ、野菜炒め、小松菜とトマト。

●11月某日: N事務所出勤。夫、在宅ワーク。夜、とんかつ揚げてくれた。夜、Rさんとzoom。3年くらい前から時々勉強会等で会ったりコメントのやりとりはしてるけど、ゆっくりお話するのは初めて。お話しませんか~と誘っていただいた。うれしい^^
facebookより)

今日は何となく、この曲を聴いてた。2016年に発表されたミックステープから「The last」。Agust Dというのは、BTSのSUGAことミン・ユンギの個人活動名義。

www.youtube.com

中2病というにはあまりに切実というか。生きていく苦しみをこうやって作品に昇華するところにぐっとくる。そして初聴時、「ピー」の部分を反射的に「セックス?」と思ってしまった自分を殴りたい。

売れてるアイドルラッパー その後ろに 弱弱しい自分が立っている 
うつ病 強迫障害 時々ぶり返す それが俺の本当の姿なのかもしれない

対人恐怖症になったのは18のころ 時々自分自身が怖くなって
ミンユンギはもう死んだ (俺が殺した)

初めて精神科に行った日 両親が上京してきた
一緒にカウンセリングを受けた 親曰く「この子のことがよく分からない」
俺だって自分が分からない なら誰が分かるっていうんだよ
友だち? それともお前か? 誰も俺を分かってない

先生は俺に訊いた 「---(ピー)したことはあるか?」と
ためらうことなく俺は言った 「あります」と

くせみたいに言ってる言葉 すべて 弱い自分を隠すための言葉
消したいあの頃 
思い出せもしない いつか公演した日
人が怖くてトイレに隠れて自分と向き合った俺

あの頃は 成功が何もかも埋め合わせしてくれると思ってた
なのに 時が経つにつれ怪物になっていく気分だ

ただの想像が現実になった ガキの頃の夢が目の前に
たった二人の客の前で歌ってたクズ 今じゃ東京ドームが俺の目と鼻の先
一度きりの人生 誰より思いきって生きる
適当に生きるのは誰だってできるから

俺のファン、親友、家族 心配しないでくれ 俺はもう大丈夫だから
俺の居場所はアイドル 否定はしない
幾度となく精神を蝕んだ苦悩 さまよった果て 正解はなかった
売り渡したプライドは 今じゃ俺の誇りになった
俺のファンたちよ 堂々と顔を上げてくれ 
俺ほどの奴なんていないんだから

SEIKOからRolex  AXホールからオリンピック競技場
俺の手振りひとつで動く数万人分の頭
俺の創作の源はこの世の中 
酸いも甘いもクソの味も全部味わってきた
トイレの床で寝たあの頃は 俺にとっちゃもう思い出
配達のバイト中起こった事故 粉々になった肩でつかみとったデビュー 
お前ら誰の前で苦労したふりしてんだ

SEIKOからRolex 
AXホールからオリンピック競技場
俺の手振りひとつで動く数万人分の頭

「配達中の事故で粉々になった肩」
この後遺症がひどくなったため手術をしたのがちょうど1年前。
去年の12月のステージはすべて6人だったよね。

ミックステープというのは、売るためじゃなくて無料で発表される音源(ざっくり)。
こうやって、グループとは別に「自分の作品」を作って発表してきたBTSのラップライン(RM、SUGA、J-HOPE)。

創作への情熱。
というか、創作して発表することが癒しでもあるんだろうな。

あと、BTSに限らず、アジアの他国のアーティストの歌詞に
SEIKO とか 東京ドームとか、日本のものが出てくるのもこの時期が最後で
今後はそういうこともなくなるだろうな~

既にタイやインドネシアのアーティストは
「ソウル」とか「ヒュンデ(ヒュンダイ)」とか歌ってるかもしれん‥‥と思うなど。

霜月の四 / モルック講習会 / 浅田彰のBTS論 

●11月某日: 来月行われる小学生の「親善モルック」でスタッフをやるので事前講習会。初めての開催。青育連、子ども会、おやじの会という各団体から運営スタッフが出て、今日の講習会も50人近く集まってたかな?

「子どもの足がスキットル(棒)に当たって倒れたらどうなる?」
「3連続ミスで失格、というルールは小学生には酷じゃない?」
「進行と得点と審判、係の連携は?」
ネクストバッターサークル的な場所を作ろうか」

などなど
などなど

実際に試合をやってみながら子どもたちが楽しめるよう、スムーズに進行が進むよう、フラットにいろんな質問や意見を出し合って工夫・調整する1時間半。
こういう時間、こういう機会って、地域にとってすごく大事だと思った~。

夕方、津古で女子会。個別に会ったりチャットでしゃべったりとかはあるけど、この4人で集まるのは去年の12月以来。みんなそれぞれがんばっていて元気をもらったー。ごはんもおいしかった!

●11月某日: 仕事、各所に連絡してやりとり。ちょっと緊張するメールもあり。夜、Twitterでスペースやってみる。1時間くらい。自分で主催するとすごい気づきがあるね。10人くらい来てくれた。有難し! 夜ごはんは野菜の肉巻き、小松菜のサラダなど

facebookより

ゆうべ坂本龍一のラジオで浅田彰BTSについて話してたのが、頭抱えるくらいキレッキレの批評だった。近代韓国史のざっくりまとめから始まるという壮大さ(※)。BTSについて考えるときに外せない、人種はもちろんジェンダーの話もちゃんと押さえられていて、しかも大谷翔平も参照しながらだったりして、うまい。

各曲の解説も「俯瞰しつつ熱を帯びている」という独特さ。

「Butter」のMVについて、
「最初は金色のシャツとかすごい肩パットの入ったスーツとかでキメまくって始まるけど、途中で記者会見みたいなのを経て後ろのカーテンがパッと開くと一転、体育館でジャージを着て踊っている」

「「ワールドスターとか言われてるけど、ほんとは田舎の体育館で踊ってた時と全然変わらないんだよ」「みんなも自粛生活でジャージ着てるでしょ?」って感じ。しかもジャージで踊ってかっこいいから怖いもんないですね」

ってとことか、泣ける。「ON」の解説はその倍以上 凄まじくて泣けるので、アミ友のみなさん、該当部分だけでも原文を読んで泣いてくださいw 

以下ざっくり私がまとめたんだけど

「2020年、パンデミックの直前に発売された『ON』の主題は「Bring the Pain、苦痛を持ってこい」ということ」

「田舎からソウルに出てがむしゃらに頑張り、ヒップホップテイストではあまり売れなかったので、いわゆるスイートなアイドルに路線変更して大成功したけど、自分たちの根底にあるのは今でもこういう重くて熱い音楽でありヒップホップをベースにした反骨精神なんだ、自分たちがやっているのは闘争の音楽なんだ、と」

「アイドルとして成功した彼らが現在の苦痛や不安を率直に語ったあと、「正気を保つには狂気に走るしかない」とある種過激な歌詞にショートする。すごくいいアイロニー

「「雨よ降るなら降れ、空よ落ちるなら落ちろ」、「自分たちは苦痛や不安を血肉にして歌ってるんだ(←グクの絶唱部分ね)」というあらためての決意であり宣言」

「アイドルというポジションにいる彼らが、「俺に苦痛を持ってこい」というテーマで、まるで交響曲のような広がりのある曲を韓国語で作り、それがアメリカを中心に世界中で受け入れられている。これはやっぱりすごいこと」
MVのラストに表れるテロップ「No More Dream → Dream」の解釈もすごくよかった。

sotokoto-online.jp

先日の NewsPics の記事といい、日本でも極めてまともで熱いBTS論がいろいろ出てきてるのはうれしい限り。

また、特に日本人としては、BTSのヒットがきっかけでもなんでもいいから、隣国の近現代史を知ることがとても大事だし(だから、浅田がBTS論を歴史の話から始めたのはよくわかる)、それを通じて、日本が今どういう位置にあるのかを正しく認識することが未来へのステップだと思う。

これぞ、彼らがいつも言う「BTSを利用して自分を愛してください」の拡張で、「BTSを利用して日本の未来を考えよう」なのだ。

 

霜月の三 / 物事をあまり深く考えない究極の生き方、ジンくん

●11月某日:facebookより

【推しが人生観を変える、というオタクのこじらせ話を真顔でします】

きのう、インタビュー記事の打ち合わせしてたら、成り行きで推しの理解がさらに捗(はかど)ってみなぎった。Mさんありがとうございます。

「僕はあまり深く考えません」

「すごく単純で何かについて深く考えようとしない。いつも何でも軽く考えようとする傾向があります」

「僕は気が向くままに行動するタイプ」「感情に忠実な人間」

「その場で思いついたこと、気が向いたことをするのが一番自分らしい」

「僕は、言葉通り、現在にのみ生きる人で、過去は全部忘れました。将来についてプレッシャーはありません」

「重要な瞬間、ともに過ごした瞬間、そういうものはもちろん忘れられませんが、過去にあった嫌なこと、自分が大変だったこと、そういうことはすべて忘れて、現在にすごく満足しながら生きていて、現在の仕事を一生懸命やっています」


*
こういうインタビューを読んだとき、最初の頃は彼がさっぱりわからず、むしろ
「大丈夫かな、この人‥‥」
「生き馬の目を抜く芸能界で億単位で稼いでるんだから、もうちょい考えないと潰されるのでは‥‥」
「いや、既に相当メンタルやられてるってことなのか??」

と心配していたぐらいなんだけど、今はすごいわかる!!!
これが彼の生き方。

20代半ばでここまでたどり着くって想像もつかない。
何年もBTSをやるって、ものすごい修行なんだろうなあ。釈迦が解脱するくらいの。

そして
「こういう生き方の人もいるんだなあ、おもしろいなあ」
という興味関心から、今や
「これって究極の生き方かも?!」
とすら思う域に入ってるw

冒頭「ぼくは物事をあまり深く考えません」発言のあと、BTSの6人の弟たちが

「それはむしろ長所です」
「すごくかっこいい」
「僕たちがいつもうらやましがっているところです」

と、こぞって声を上げてたのもそういうことなんだろう。

私はこれまで、社会や構造、歴史の流れに興味があり、人間については、どちらかというと群集心理みたいなものに関心をもって生きてきたんだけど、
(↑ 宗教や〇〇学や流行りものそれ自体より、「なぜ人々はそれに惹かれるのか?」というのが気になるタイプ)
この推しを推すことで、やたら人間探究をするように‥‥

研究の甲斐あって、王子様のような顔をした怪物キムソクジンがだいぶわかってきたし、怪物の解析を通じて人間観、人生観がだいぶ変わってきた。

結論: 推しが尊い

アイドルが本気出したときの写真も貼っておきますね

 


夫と息子は釣りへ。フグが2匹だけ釣れたと。でもチャーシュー麺が美味しかったし、満足したらしい。えがった、えがった。
夜ごはんは、ぶりの刺身、焼きちゃんぽん、ししゃも、サラダなど。夫も息子もMAMAMOOが大好きにw

霜月の二 / BTSと米女性アーティスト @BBMA2019 / アメリカのどぶ板営業ARMY

●11月某日: N事務所出勤。整理事項いろいろ。今日は「いい推しの日」らしい。
ということで、2019年、ラスベガスで行われたビルボードミュージックアワードの授賞式に参加した推したちの動画から、アメリカの女性アーティストたちと出会う場面をご紹介。

www.youtube.com

50秒ごろ、マドンナの楽屋へ。「あなたたちもステージで緊張するの?」と聞かれて「もちろんです」とカチンコチンに緊張しながら答えている推したちにぐっとくる。会話をリードし、簡単なダンスも教えてくれるマドンナ、超優しい。

5分ごろ、一緒に「Boy with Luv」のステージに立ってコラボしたホールジーとの会話。

RM 「一緒に歌ってくれてありがとう」
ホールジーアメリカを気に入ってくれるとうれしい」
シュガ「気に入ってるよ」
ホールジーアメリカはクレイジーだけどすばらしい人もたくさんいるからね」

続けて、カーディ・B。

「オーマイガ! よろしくね。いつもTwitterで見てます。あなたたちはすごく有名ですよね!」
「うちの地元からでも有名になるのは大変なのに‥‥彼らは英語が話せるけど。あなたたちはすごい!!」

思うに‥‥
アメリカの授賞式やメディア出演は晴れがましい反面、男性アイドル、しかもアジア人に対してアメリカのアーティストやMC、観客たちから意識的にも無意識的にもいろんな差別や偏見が浴びせられる場所なんですよね、きっと。

女性アーティストは、みずからが女性として経験してきたことからそういった扱いをされる彼らにシンパシーを覚えて、優しくしてくれる人が多いのかなという気がしてます。

それにしてもみんなきらきらしてるー!

NewsPicsでBTSについての記事を読んでみなぎる。
今や「BTSがなぜ成功したか」みたいな分析は星の数ほどあって玉石混交だけど、この記事はまじですごかった! 

これぞ昭和のどぶ板営業やんw しかも、ファンによる、100パー自主的な どぶ板営業。

もはや感動を通り越して笑えてきた。このアメリカアミ(ARMY)のボランティアグループ「BTS × 50 States」は、5年前に発足し、今ではデザイン、リサーチ、広報、人事など14の部署に分かれて65人のコアメンバーが統括しているらしい。会社かw 

彼女らの能力がすごすぎる。戦略性といいチームビールディングといい‥‥ でも、結局やってることはどぶ板営業なんだよねw はぁ~、やっぱり千里の道も一歩からだね

大事なのは体力とチーム力、そして熱量だね。愛だね。
興奮して即座に夫にしゃべって伝達。
アミの妻をもつと、夫は最新の知見がいろいろ得られて得だねw

●11月某日: インタビュー原稿しこしこ。ゆえあって長く手元にあったんだけど、ちょっとブレイクスルーして動き出した感。キャンセルになった予定が1件、急遽入った打ち合わせが1件。息子の防寒具など買いに行ったり。夜ごはんはホットプレートを出して、お好み焼き、イカ、めざし、しめじなどいろいろ焼く。

 

霜月の一 / 「コントが始まる」

●11月某日: 眠い目をこすりながら、朝からグループチャットしたり新聞やネット記事読んだりいろいろ。選挙って疲れますねw でもこういうプロセスが大事だと思う。今月のインタビューの準備もいろいろ。夜ごはんは夫が仕込んでおいたグリーンカレー! めちゃ美味しいけどめちゃ辛い!w 子どもはオムライス。


●11月某日: N事務所出勤。月次ミーティング。終わってからもTさんといろいろ話したり。帰宅後、疲れて原稿に向かう気力が‥‥w 夕方、「がんばれ!好きなもの買っていいから」と息子に励まされてスーパーに行き、帰ってきたら「よくやった!」と褒められる。声かけ大事ねw 

今夜は夫は飲み会で、息子と「2月の勝者」2話を見る。息子、中学受験というものの存在を知るw 帰宅した夫とだらだらだべりながら飲みたす。

●11月某日: 祝日。寝坊。原稿しなきゃ~。

今さら見てる『コントが始まる』8話。
自分がやったこともないし関心をもったこともない「マネージャー」という仕事をこんなにも尊いと思えるって、物語のすばらしさだなあ。マネージャーって、表面的には人をサポートする仕事のように見えるけど、実は一緒に戦う仕事なんだという描き方に打たれた。

根っからのマネージャー気質のつむぎちゃんが、実はお姉ちゃん(有村架純)に強力にサポートされていたと自覚するのも良かった。
社会で傷つけられてボロボロになっていたお姉ちゃんが、もう一度再起しようとする姿に勇気をもらったのだと。
人ががんばる姿に、人は励まされる。

てか、三河屋さんルック(酒屋、紺の前掛け)の太賀が刺さりすぎて。その姿で軽トラとか、もうやめてー! 1秒ごとにHPが10削られるー! 

助演から脇まで豪華、また個性的なキャストがそろっているすごいドラマだけど、やっぱり最後は「主演力」がもっていく感。
オーラ全消しの長髪菅田将暉、泣きながら常備菜を食べる有村架純有村架純が終始すばらしい。

神無月の十四 / 投票日には外食するんだ~

●10月某日: facebookより

ハガキを忘れても投票はできます。しかもほとんど待たされません! そう、私のことだ~(笑) 

今日は10時からBTSのオンラインコンサートのディレイ(再放送)があるから、それまでに投票を済まそう~~~! と思って、走って投票所へ。そう、文字通り走っていきました。走るのが一番早いから。投票所、駐車場も駐輪場もないから。

うちから投票所まで、走ると4分くらい。(ガチで走る気まんまんで、ジョギングシューズを履いて行ったw)
入口の手前で気づきました。「あっ、投票ハガキ忘れた‥‥??」

しかし! 私は立ち止まらなかった!
なぜなら、以前もハガキを忘れてそのまま投票したことがあったからだ(笑)
年の功🤣 事務の方、いつもすみません‥‥

でも、先方も慣れていて、めちゃくちゃ平然と、優しく対応してくれますよん。
その場で住所と名前と生年月日を書くと、すぐに照合してくれて、投票券を発行してくれます。

投票所はけっこう混んでいて、少し並んだけど、帰りも走って(文字通り走って)、家からドア to ドア で、15分ほどで帰宅~!

子ども連れで来ている人もけっこういましたよん。さぁ、心置きなくオンラインコンサート2回目見ま~す!

昼、久しぶりに牧のうどんに行きました。「食べても食べても減らないマッキーマジック健在だね!」と言う気まんまんだったんですが、つゆも足さずに完食しちゃって、自分の胃の健在ぶりを思い知っただけでしたね‥‥w

福大通り、13時半の牧のうどんは裏手の駐車場まで満車寸前、店内はイモ洗いのような有様で、複数の赤ちゃんの泣き声が響きわたり、BGMで流れていた『Butter』もかすかなビートしか聞こえず。(赤ちゃんは泣くのが仕事なので問題ないです)

「こりゃ、“ 選挙の日って うちじゃなぜか 投票行って 外食するんだ ”
 の モー娘イズムが、日本人の心に脈々と生きてるのかな?」

と夫に言うと(※モーニング娘。「ザ☆ピ~ス!」2001)

「いや、牧のうどんたるもの、緊急事態宣言中でもこれぐらい繁盛してただろう」と返されました。ごめん、マッキーなめてたw

そして投票率は、55.93%でした。
これは、衆院選としては戦後3番目に低い数字だったそうです。
(とはいえ、前回と前々回がワーストの数字なので、ちょぴっとずつ上がってはいる)

開票前、息子11歳が、私が読んでいる新聞を横からのぞいて、「投票率って何?」と聞いてきました。

私 「えーっと、投票した人の率」 ← そのままw
息子「だよね」
私 「この説明でわかったのかw」
息子「大人の中で、ってことやろ?(分母)」
私 「そそ」
息子「それで53% ?!」 ← 投票日の新聞なので前回の衆院選の数字
私 「そそ」
息子「半分は行ってないってこと ?!」
私 「実はそうなのだ」
息子「行かんでもいいと ?!」
私 「うんまあ。義務じゃないけん。権利やけん」
息子「そっか‥‥みんな行かないんだ‥‥めんどくさいから‥‥?」
私 「やろうね。たぶん」
息子「お母さんでも毎回行くのに‥‥」

自分の母親をどんだけめんどくさがりと思ってるんだw

20時から開票。なんだかんだで、特番をザッピングしながら夫としゃべったり、友人たちとグループチャットしたりで夜更かし。

神無月の十三 / 「おかえりモネ」最終回、ジョングクの「Falling」

●10月某日: 原稿、ポスティングなど忙しい‥‥。息子が見慣れないミニカーを転がしていて、「どうしたん?」と聞くと、社会科見学でもらったらしい。今どきの社会科見学はもちろんオンラインです。

息子「安川電機の人が、いろいろ教えてくださったんですよ」
私 「教えてくださったんだw 車の作り方を?」
息子「いやちがうw 安川電機では、車を作るロボットを作っている。アームだけの」

なるほど~。

夜ごはんはもつ鍋!!

ゆうべ公開されたハリー・スタイルズのカバー。
BTSの黄金マンネ(末っ子)ことジョングク氏のボーカルがすごいことになっとる。
朝イチで聴いて一気に目が覚めたわ。今でもすごく練習してるんだろうな‥‥という声。
そして和訳を見るとえらい切ない曲なんだが‥‥

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●10月某日: 夫と息子が「プリン食べてくるね~!」と言ってディーラーに車の点検等に行き、新米3合などをもらって帰ってきた。車のディーラーとは。原稿とかポスティングとか、昼寝もせずにがんばった。

夜ごはんは夫による天ぷら祭り! 牡蠣、鶏、レンコン、玉ねぎ、さつまいも、春菊など。「BTS in the soop2」を家族で~。

そうそう! 昨日の「おかえりモネ」最終回。すごくよかった!

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神無月の十二 / MAMAMOOのキリングボイス、BTSのハロウィン動画とか

●10月某日: インタビュー原稿の仕上げ、お客様に送信。ポスティング1時間少々。暑い! しかも、軽く負傷した‥‥。息子、スイミングでバタフライを集中的にやるターンらしく「腕が死んだ~」と言って帰ってくる。夜ごはんは皿うどん、なすと卵の中華スープなど。ママム(MAMAMOO)のキリングボイス動画に夢中。

facebook動画より)

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2852万回再生のうち、すでに50回は私が回してるなw 
この動画で彼女たちを見ていると、女友だちの顔がたくさん思い浮かぶ。「女子が抑圧されずにのびのび育って好きなことに打ち込んだらこうなるよね」という姿。明るくておもしろくて仲が良さそう。そして確かな実力。

確かな実力って、圧倒的な歌唱力だけを指しているんじゃなくて、豊富なアドリブ、
曲と曲の間のちょっとしたおしゃべり、本格的に踊らなくてもダンスのうまさが一目瞭然なこと。

そして、堂々としてるのが自然なこと。自然に堂々としてる、というか。
自分たちを大きく見せようとも、小さく(おとなしくとか可愛らしくとか)見せようともしてない。

衣裳も、髪型も、メイクも、四人のテイストそのものが、てんで違う。同じグループなの? てぐらい統一感がない。「各自が着たいものを着て、好きな髪型をしてる」ように見える。

自信のあらわれだよね。個人のコンセプトはバラバラでも、この4人が集まって歌い出したらママム(MAMAMOO)。そんな強さを感じさせる。ほんと、かっこいい!

ヒット曲メドレーという感じで10曲をぴったり15分で見せてくれるんだけど、編曲が最高! 正直、この動画を見るまで「HIP」しか知らなかったんだけど、それでも一気に15分見られるのは、それぞれの曲とパフォーマンスがいいのもあるけど、曲の並びやつなぎがすごくスムーズだからだと思う。特に後半、「I Miss You 」以降の高揚感はすごい!

そして、みんなまぁ歌がうまい。シロート(私だ)が聴いてもわかるくらいすごくテクニカルだし。

一曲目のモータウン感だけでもわかる巧さ。アイドルの概念が崩れるw
専門的な訓練を積んだ歌手でありダンサーなんだよね。「I Miss You 」のソラとか、おったまげる。ムンビョルのテンション低めのラップが大好き。フィインかわいくてうまいんだからもう‥‥そしてファサ!!! 唯一無二の人。彼女の表情の一つ一つに胸がときめく。口角を下げてこんなに素敵なのは、J-HOPE(BTS)とタイ張るよ!!!

私があまりに毎日見てるから、ってのもあるし、やっぱりすごくいい動画だから息子や夫も口ずさみ始め、「ドゥンドゥン」とか「Awwwww!」とか「パーリー!」とか
ママムと一緒に歌ってるw

日本語字幕も出るので歌詞を見ながらもおすすめ!

 

●10月某日: N事務所出勤。中学生のYRちゃんがカラット(SEVENTEENファン)で、いろいろ教えてもらい、大変勉強になった。夜ごはんは、鶏ときのこの生姜グリル、大根サラダなど。

facebookより)

昭和生まれのわたくし、ハロウィンなる行事に何の思い入れもなく生きてきましたが、バンタン(BTS)が例年、楽しい動画を提供していることを知ってから、「LOVEハロウィン」になりました。良い子のみんな、お菓子を食べたら歯をみがこうね。

リンク先は、何年かのハロウィンプレゼント動画をまとめて日本語リアクションをつけたファン動画ですが、メイクの過程や「誰が白雪姫をするかジャンケン」など、プロセスの様子も公式動画やファン動画で上がっていて楽しいです! 

BTS ハロウィン」とかで You Tube を検索するといいかもです。
ウサギや白菜の着ぐるみに埋もれる2016年は爆笑だし、
ジャンケンに負けたテテ雪姫と6人の小人たちの「Go Go」もかわいいし
でもやっぱり、
2014年の「ホルモン戦争」ハロウィンver.が大好きだ!
もしかしてポリコレ的に問題だとしても、私の性的嗜好が許しちゃう!

まだまだデビュー間もない時期でもあり、衣裳は「ド〇キで買ったんかな?」ぐらいキッチュなんだけど、ド派手なメイクとともにノリノリで演技しながら撮ったパフォーマンス動画が本当にすてきです。
7人みんながみんな、芸★達★者!

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神無月の十一 / 「半分、青い」を振り返る

●10月某日: イレギュラー出勤。初めてお会いするN田さんが強めのARMYだとわかってからは話が早かった(なんの?w) しかも、やはりARMYつながりで紹介してもらったYさんちで、昨日のオンコンを見てたという!! 世界の狭さに卒倒しそうw 帰宅後、zoomミーティング1件。ばたばた。

夜ごはんは豚の生姜焼き、野菜スープ、ほうれんそうなど。

facebookより)

「おかえりモネ」がついに最終週に入りましたが(既に淋しい~)、今、とあるお友だちが「半分、青い」を絶賛一気見してるらしく(連絡ありがとう?)、その流れで久しぶりに自分の「半青」の感想を読み返して胸が熱くなってるw

・「トーンポリシングくそくらえ」としみじみ思っている私の心をグッとつかんで離さない、ヒロインの粗暴の数々

・主人公スズメの生き方には自我がある。自我があるってことは、ちゃんと怒ったり泣いたりできるってことだ。

・恋だの夢だのにうつつを抜かし、バブルな時代にはマハジャロ(笑)のお立ち台で踊ってみたりする、主人公スズメ。成績に釣り合う大学になんとなく入る律。それは、今までたくさんの(戦中戦後を舞台とした)朝ドラの若者たちが欲しかった青春なのだ。

・若者たちが自由でくだらない青春を謳歌できる世の中であってほしい、これからも。

・シンプルな一本道はかっこいいけど、私はやっぱり、「一言では語れない」複雑さのほうを愛している。


●10月某日: N事務所出勤。某報告書仕上げ。帰宅後もこまこまと自分の仕事。夜は牛肉の切り落としとしめじやニラを炒めたもの。コールスロー。夫は飲み会。息子が寝た後、facebookルームで友人4人とおしゃべりする。おもに選挙についての話。おもしろかった! ビデオオフだと気楽。

神無月の十 / 佳境の「おかえりモネ」/ 人権政策に関する政党アンケート

●10月某日: N事務所出勤。終わって、すぐにzoomでインタビュー。鹿児島のN村さん、すてきな方だった~。うわ~!と思う瞬間が何度も。

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夕方、息子をペイペイドームに向かうバスに乗せる。現地で夫と落ち合う算段だ。一人でそこまで遠いところに行くのは初めて。ま、ケータイももってるしね。私は夜、自由時間になったので、Facebookルームをあけて友達とおしゃべり。

夜ごはんは、豚と白菜の重ね蒸し、牡蠣フライ。

●10月某日: インタビュー原稿、地道に~。夜ごはんは焼肉! 野菜もたくさん。

facebookより)
ジャニーズは今も「桶ダンス(ほぼ全裸に桶で股間を隠す)」をやってるそうですが、バンタンは裾が上がってチラ見えしたお腹すらスタンプで隠されます。通称「アーティスト保護」。

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ずらりと×を並べる党もすごいけど(褒めてない)、無回答ってのもふるってるな。スタンスを表明しないままで「我々に投票してください」って、市民を何だと思ってるのかな? ん?

とはいえ、実際、「×がずらり」と「無回答」の党が9年政権を握ってて、今回もたぶん過半数をとり、もう一つの無回答の党が新たに連立入りする見込みなのが我が国です^^ 子どもにどう謝りましょう。。。


●10月某日: 「モネ」の感想とか、本の感想とか、矢継ぎ早に書き、インタビュー原稿の仕上げとか仕事の連絡等もいろいろやってめちゃくちゃがんばってから義実家に出発~! お刺身や唐揚げ、茶わん蒸しなどいただき、缶ビール2本。夜はARMYが選挙についてやってるスペースをイヤホンで聞きながら寝落ち~

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●10月某日: 義実家で起床、朝10時から広場で家族野球。よくやった。ひと様の畑や玄関先にホームラン(やファウル)連発‥‥。夜はBTSのオンラインコンサート「Permission to Dance」!! システムというか運営の都合?で9時ぴったりに閉じられたけど、その後2時間以上Twitterをまわったりして余韻に浸る。