小泉進次郎結婚

8/7wrote

結婚や新しい命はとてもおめでたいけれど、官邸で私人の妻を伴って会見って何なんだ。…と、くそミーハーな私が冷めた目にしかなれない。いつももっともらしい顔で中身のないことしか言わない人。安保法案、共謀罪自民党総裁選のときも、政治家としての意思を感じる発言は何ひとつなかった。選挙期間中に各地で人を集めてきゃーきゃ―言われ、各局の開票特番がその様子を追いかけて視聴率を稼ごうとする、ただそれだけの議員だ。

しかし世襲政治家でありタレント政治家、その “ 売り ” の両輪がますます連携・強化されることでなぜか彼の名声はいっそう高まり、総理大臣や官房長官とのやりとりがテレビやネットの見出しで何度も踊り、令和フィーバーでなぜか内閣支持率が上がったのと同じ現象が起きるんだろう。萎える。萎えるわー。

選挙期間中も選挙のことを報じる時間はごく少なかったNHKがこの結婚を扱っている、しかもトップニュースとして。何なの? 正直、それほどのニュースかい? ほかに報道すべきことはたくさんあるよね?

8/31

小泉進次郎政治界のスターであることは間違いないのに、なぜ、くそミーハーな私に単純にミーハーさせてくれないのか。あまりにも、あまりにも…。

結婚会見では流暢だったけれど、その後、韓国のGSOMIA破棄、アメリカの飼料用トウモロコシ大量輸入等、自民党の国会開会拒否などいろんなことが起きているが、彼のコメントを何か見かけただろうか? それ以前に、8/15のみずからの靖国神社参拝についてさえ、自分の言葉で何か語っていただろうか?

昨日の夜、TBSのブロードキャスターか何かで、地元の何かの会合で、壇上で語っているのがちらりと流れていた。話のすべてを聞いたわけではないけれど、相変わらず中身のある話はナシ。
もちろん、育休をとるならとり方や発信の仕方によっては意義があることだろうと思う。しかしそれ以前に普段の議員活動は…? 閣僚入りやそれに近い役職につかなくても、ブログやSNSで発信できる時代だ。いや彼ほどの知名度があれば本だって出版できる。していないのだ。意図的に。

「ふわっとしたことしか言わない」のは彼の政治的戦略なんだろうけど、戦略が実を結んだあとの彼がどうなるのか見えないのが困る。このバカ殿ぶりが、権力の座についたとき、信長や楚王・旅(荘王)の伝説のように豹変すればいいんだけどね。民主主義では発言のない人に重職を与えることはできない。と私は思う。