卯月の十四・皐月の一 / 平成から令和へ
●4月某日: 午前中、ランニング30分。サクは夫とイオン。好きよのう。午後、なるせ事務所で打ち合わせ。雨、まだまだ降る。
当初、今日は休肝しようと話していたが、良いアサリやマグロが手に入ったこともあり、「やっぱり飲むメニューにしようかと思うのだが・・・」という夫の打診に固い握手をかわす。ということで、アサリと小松菜としめじの辛いパスタ、マグロ刺と寿司(サクが握った)、鶏のピカタ、いろいろ野菜のコールスロー。これが我が家の平成最後メシ。
「平成紅白総決算」の第二部を録画で。ウッチャンとバナナマンが「裏トーク」通常運転でどーっでもいい話しかしてないのがいいw SMAPのマイケルジャクソン追悼コーナーとか懐かしかった。綾瀬はるかやperfumeとディズニーの親和性がただならない。
●5月某日: サク、「マジで令和になったな!」と起きてきたあと、「♪令和、令和、令和になって~うれしいのか~楽しいのか~わからない~」と即興の歌を歌っていた。世間のお祭り騒ぎの中、子どもの感性は素直でよいね。
さて海釣り公園へ。寒い! 全然釣れん。周りを見ても連れている気配がない。クラゲ以外の魚影が見えない…。ということで釣果はゼロ。でも釣りののんびりした空気って何となく楽しいものです(負け惜しみ?)。
帰りにコメダ珈琲。釣りをしながらおにぎりやサンドイッチ(夫の作)食べてたのもあって、家族3人とも初めてなのに誰もシロノワールを頼まないw おいてあった新聞を見ながら皇位継承権についてなど喋る。夫「やめなさい、不謹慎なことばっかり言って」w
◆
(facebookより)
ちょっとおもしろい(というかショックな?)ことが判明。
私 「新しい天皇は127人目だといわれてます。あ、最初のほうは適当やけんホントはもうちょっと少ないんだけどね。さて問題です。この中に、女性の天皇はいたでしょうか? いなかったでしょうか?」
息子8才 「いた!(迷わず)」
私 「お。なんでそう思う?」
息子「いやなんとなく。おるっちゃない? 知らんけど」
私 「正解です。では第2問。だいたい120人くらいの中に、女性の天皇は何人いたでしょう?」
息子「うーん。18人!」
私 「おおお。いい線いってる!」
息子「まぢか! せいかいは?」
私 「8人」
息子「あー、10人ちがったかー」
でも、いい線いってるよね。
120人中18人、つまり【1割にみたない数字】を思い浮かべた息子。
幼稚園でも小学校でも男女はほぼ半々だし、「男性が主で女性が従」なんて価値観を教えられることはないのに。
しかも我が家は超リベラルで、私なんか十連休の5日間終わってまだ一度もごはん作ってないんだよ?(※これでも3日目くらいからは夫に「作ろうか?」と声をかけております)
それでも、「天皇」という何となく有難そうな、偉そうな人の話になったら、女子は1割弱ってイメージを持つってことだ。
実際、衆議院に女性は1割。
福岡市議会も先日の改選まで1割。
閣僚は20人くらいの中で片山さつきだけだから0.5割か。
上場企業の取締役も確か0.5割くらいのはず。
息子はすでに、日本の世の中をだいたい正しく掴んでる。言い換えれば、刷り込まれてる。
新元号「令和」を決める有識者会議でも女性は2人だったよね(林真理子、宮崎緑)。全体が10人くらいだったから、2割か。
そういう、エラい人が大事なことを決めるような集まりに女性が1割くらいしかいなくても…というか、そういう現実の様子をいろいろと見る経験から、息子は「ま、そんなもんでしょ」と感じるようになってるってことだ。疑問を持たないってことだ。
刷り込みって怖い。
ノルウェーやフランスの子どもだったら、120人中18人とは思わないだろうな~。
教育が必要ですね。
夕方、サクはスイミング。夜ごはんは、サバの干物、もやしとひき肉炒め、みそ汁。今日は休肝。