師走の十

●12月某日: だいぶ前からパソコンの買い替えを検討しながら、こういうのってやっぱり面倒なので何となく先延ばしにしてきたのだが、今日のヤマダ電機の店員さんがあまりにすてきなだから、夫と盛り上がってその場で購入してしまった。プロの仕事って尊い

そしてサク、パソコンデビュー。もらったマウスパッド(マウスパッドって久しぶりに見たよね)にローマ字表が書いてあったので、嬉々としてwordに文章を打っている。夫がそのファイルをデスクトップに貼り付けてやっていたのだが、タイトルが「サクのちんこ日記」。お、おう・・・。もちろんネーミング by サクである。お昼、中華麺でつくったちゃんぽんがうまし!(作ったの夫)。

夜ごはんは、アジ、みそ汁、ひじき、ブロッコリー毎日新聞の書評欄で、2週連続、各界の人材にたずねる「今年の3冊」。12月恒例の企画だ。気になる本がいろいろ~!! 三浦雅士『孤独の発明 または言語の政治学』 三宮麻由子『世界でただ一つの読書』三宮さんは、子どもたちが大好きな『でんしゃはうたう』や『おいしいおと』の作者だよね。橋本健二『新・日本の階級社会』 宇野重規『未来をはじめる「人と一緒にいること」の政治学』も発売当初から気になっていたんだった!


●12月某日: (facebookより)
クリスマスシーズンは、議会シーズンでもあります! 那珂川市議会で、友人、伊藤ともこ議員の一般質問を見ました。テーマは

・「自分らしくいきいきと生きられる社会づくりについて (男女共同参画の視点から)」

・「防災について」

一緒に働く部下やスタッフのワークライフバランスを考え、キャリアと人生を応援する【イクボス宣言】。「那珂川市もぜひ宣言しませんか?」 という伊藤議員の呼びかけに

「とても大事なこと。前向きに考えます」
と市長がスムースに応じていたのが、とてもうれしかったです

・市の非正規職員、臨時職員、任期つき職員などの大半を女性が占めている件

・市の職員の育休について。女性は対象者(子どもが生まれた人)全員(16人)が取得しているが、男性は対象者8人中1人だけしか取得していない。なぜだろう? 対策は?

・女性の審議員が3割以下にとどまっている審議会が全体の約半分

・せっかくの「女性人材リスト」が活用されていない実態。また、リスト登録者が減少し続けている。

・災害時の福祉避難所。一時避難所からの移動はどうやって?

・自主防災組織の理念はすばらしいが、市民からは「持ち回りで委員を決めている。どうしたらいいかわからない」という声も聴く。地域まかせになりすぎていないか?

などなど。生活に密着した問題ばかりです。

友人のひいき目もあるかもしれませんが、
人権や平等という、市民社会が獲得してきた大切な考え方をベースとして
さまざまなところに目配りした、いい質問だったと思います

ひとつひとつは小さなことだと感じるかもしれません。けれども
「そういうものだから、しょうがない」 と何となく流していたり
「どうにかならないかな? でもどこに言えばいいのかわからない…」 とあきらめていたり
そんなことを、こうして言葉にしてくれる。変えようと取り組んでくれる人がいる。
「私たちの代表だ」
「私たちを代弁してくれる」
と思える議員さんがいるって、とても素敵なことだと思うし、同時に、もっともっと当たり前になってほしいなあ。

先週、福岡市議会の一般質問を傍聴したこともあり、「いま、全国の議会で、いろんな問題が話し合われているのだなあ」と思うと、ちょっと感慨深いものがありました
伊藤さんのお写真は、橘ちひろちゃんの撮影。
1年半ほどになりますが、「ママじゃな」の取材時のものです。

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