長月の十五 / キャンプ

●9月某日~(facebookより)

3連休の前半、キャンプに行ってました。ついに行ってしまった…。

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年々、人混みの中で決められた遊びをする感じが苦手になってきてるので、キャンプはいいなと思った。私は、のんびりするのは割と得意なのです(←ようはナマケモノ…?)

しっかし、ぜいたくなというか、不思議な遊びです。

コンロから毛布から防寒具から大荷物抱えて、何時間もかけてキャンプ場に乗りつけ、小一時間かけてテント組み立てて、火をおこし、寝袋で寝る。
んで、テント解体して、コンロだの後始末して、大荷物を狭い家に収納し、大量の洗濯物を・・・。
テントをはじめ、キャンプ用品ってひととおりそろえるとかなりかかりますし💰

もちろん、いちいちホテルに泊まったり、過密なテーマパークの入場料払ったりよりは総合的に安いわけだけど、なんか、「自然の中で過ごすという、本来自然だった行為のために、ここまで人為的な手間ひまコストが必要なのか~。」と、しみじみしたり。

でも、手間ひまコストをかけてこういう遊びをするのはやっぱり「余裕」ってもので、21世紀の人生、それぐらいの余裕があって然るべきじゃないかと思ったり。
いやいや やっぱり、もとから田舎に住んでたら、わざわざキャンプとかしないだろうな~と思ったり。

そんな初キャンプでした。
そういう、答えの出ない、正解のないことをぼんやり考えるのは好きなので、楽しい時間だったといえます。

キャンプって労働がつきものだけど、テント立てるにしろごはん作るにしろ「シンプルな衣食住+小さな楽しみ」を自分で営むと、「自分の手の中に生活がある」って感じで、何だかしっかりとした手ごたえがあるのは確かです。

子どもも、そういうのを楽しんでる気がする。
子どもは決して、お客さんになりたいわけじゃないんですよね。
「お客さん=いっぱしの消費者」にしてしまうのは、大人と社会。
まあ、消費も楽しいんですけど。

幼稚園の仲間たちで現地集合して、この晩は6家族。
小学生が6人、幼稚園が5人、もっと小さい子もいて、わちゃわちゃ遊んで楽しそうでした。

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早朝、マラソン好きのお父さんたちに誘われて、子どもたちも一緒に、湖畔をランニングしたのがとても気持ちよかった。(週の初めにやってたぎっくり腰をかばいつつ…)

翌日、うちは帰ったけど、新たに2家族が到着。連泊するツワモノたちもいましたよ。
入れ替わりの人も含めて、いろんな人とおしゃべりしたり、食べ物を交換したりするのも楽しかった。あ、うちはキャンプメシも夫がやります。当然w 夫の串打ちテクが着実に上がってきてますね…

家を出て十数分後、バーベキュー用のコンロを忘れたことに気づき取りに帰ったというw。

場所は志高湖高原キャンプ場。とてもよかった! 大きな白鳥や鯉がいて、人に超慣れている。

テント組み立て、サクの勘が良い。彼の助言で先に進んだ場面が2度ほど。

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夜の我が家のキャンプメシは、牛タン、焼鳥(もも&砂肝。ミニトマトやピーマンや玉ねぎを間に)。チーズポテトのホイル焼き。野菜のトマト煮(家にたまたま余ってたので。ニンニク追加)。牛ステーキ。焼きおにぎり。ちょっと豪華すぎるんじゃないでしょうか、夫よw

他の子や友だち家族に少しおすそわけしたり、お返しにカレーライスをもらったり。美味しかった!

子どもたちは腰を据えて食べるというより、走り回りじゃれ回って、合間合間に戻ってきて食べるという感じ。自分ちじゃないテントで「何食べよると?ちょーだい」と言ったりもw

夜はたき火をしてるとこもあり。だいぶ冷える!

9時ごろ子どもたちみんなをテントに入れたが、サク、興奮してなかなか眠れず。「キャンプってのは、こういうものなんですよ」と言うw

そうそう、GWに夫と2人で(やはり幼稚園の仲間たちと)先にキャンプ初体験をしてたサク、「お母さんにキャンプのたのしさをおしえてやる」とはりきっていた。「キャンプのたのしさは、テントでねたり、バーベキューしたり、おれたち子どもがたのしそうにあそんでるのを見ること」って、最後のどういうメタ視点www

私も寝つきはあまり良くなかったけど(腰の不安もあり…)寝てしまうと朝までけっこうぐっすりだった。