葉月の二

●8月某日: 旅行から日常に復帰するリハビリみたいな1日。掃除とか買い物とか、あと読書。去年買って残ってた団子粉を発見した夫が、サクと団子をつくって、同じく食糧庫に眠っていた缶詰のあんこと合わせて、冷やしスイーツを作ってくれた(それを食べるというかんたんなお仕事=私)。

プランターのピーマンやら小松菜、旅行から帰ってきたときはさすがにしんなりしてたけど、水をあげると蘇った! よかったー。夜ごはんは、さば、みそ汁、ひじき、ポテサラ、トマト。

あ、DJ村上春樹が届ける『村上RADIO』!よかった! 2か月以上前から楽しみにしてた。これ聴くために今回初めて、radico.jpのアプリを取得したよ。ジャズにもクラシックにもロックにもツウな村上さん。思ったより、かなりポップでゴキゲンな選曲が多かった。その歩み寄りがうれしい。合間の曲紹介や個人的思い出などは、彼の本を読んでいたら半分くらいは知ってるエピソードだったりするんだけど、なんにせよ、本当に音楽が大好きな人が、楽しそうに音楽のことを語るのを聞くのは楽しい。

そして旅行中、『うずまき猫の作り方』をまたまた再読して超感動(この本で感動する人も珍しいかもしれないが…)してたので、旅行直後に、本人の肉声をこんなに長く聴ける機会に恵まれたことにご縁を感じる(ないないw)。

村上朝日堂ジャーナル うずまき猫のみつけかた (新潮文庫)


●8月某日: 8時15分、NHKで広島の祈念式典を見ながら「平和の鐘」を合図にサクと黙とうしたあとチャンネルを替えてみると、テレ朝は台風予報、TBSは豪雨被害、日テレとフジはボクシングの山ナントカ氏の話、テレ東は時代劇の再放送でした。しょうがないんでしょうか・・・

さて、サクの友だちも連れて、プールへ。それぞれ、自転車をこいでいく。うちからは2.4キロくらいあるみたいだ。日差しに照らされて、「あー、早くプール入りたい!」と叫ぶ子どもたち。うんうん。夏の日中は、本を読むか泳ぐかだよねと思う(夜はビール)。子ども用の浅いスペース、大人と同じ深いフリースペース、そして屋外のキッズプールといろんなゾーンで気ままに遊んでいた。私は時々、練習コースに一人で行って泳ぐ。泳ぐの、はまるー。水から陸に上がると本当に体が重いし、気温も上がってくるので、帰りは大丈夫かなとちょっと心配していたけど、2人ともぐずらず、しっかり自転車こいで体力ある。

午後はのんびり。旅行ですっかり(何十度目かの?)村上春樹フェアが始まったのでポチっていた『ラオスにいったい何があるというんですか?』が届いて、読み始めたり。