如月の二十一 / 初めてのベルマーク

●2月某日: 初めてのベルマーク。ってことで、学校でPTAのお仕事。ベルマークを切ったり貼ったり。ちまちまとした気楽な単純作業をしながらおしゃべりするのはけっこう楽しいもので、いろんな情報交換にもなるし、親同士が知り合っているというのは子供にとっても大事なことだ。

こういう時間を「非生産的」「ムダ」と言い切るのではなく、1年に何回かこういう時間を持てるくらいの余裕があって然るべきなんだと思う。子育て世代は働き盛り世代でもあるとはいえ、子育て世代なんだから。子どもの環境に手をかけられるのは当然じゃないか? つまり夫連中の働き方のことだよ。こういうことをお母さんたちでやるのが当たり前になってるのはおかしいって話だよ。

そこへきて、裁量労働制。対象者拡大とか、アホかと。単なる労働者が、日本の労働環境下で、裁量なんかもてるわけなかろうがと。働き方改革じゃなくて働かせ方改革に決まってるだろうがと。ウハウハ(死語)は経団連だけじゃねーかと。しかし労働者の大半は黙っている。無関心だか無知なのか、諦念か。もうね、おまえが耐えるのは勝手やけど、子どもたちの世代に変なもん残すことになるんだぞと。

夜ごはんは、グラタン、コールスロー。グラタンは夫が昨日仕込んでくれてたもの。野菜たっぷり。うまいっ!