如月の十一 / インフル欠席中の子どもとピョンチャン五輪を見る

●2月某日: サク、学校休み。朝、ひとりで通学路まで出て、いつも一緒に行ってるサクの友人たちに欠席届を託す。先週は別の子がずっと休んでいたので、「えー、Nがなおったら、こんどはサク?!」と驚いた声をあげるEくん。

大方インフルエンザだろうけど、きつい体をおして病院に行って待たされたりするより家で寝ていたほうがいいんじゃないか、と思ってたけど、なんかすごくきつそうなのでやっぱり薬があったほうがいいかな、と思い直して午後病院に連れて行った。結果、インフルエンザでした。うん納得。

サク、きつそうながらも、「かーちゃん、あした、バレンタインデーだから、できればチョコくれな」と言うw 夜ご飯、ポークビーンズ。サクは再び煮込みうどん。はー、これは今週、いろいろ予定をリスケしないとな・・・。


●2月某日: 朝、ピンポーンとチャイム鳴る。画面にサクの友達たちが写ってる。「今日もおやすみするよー」と言うと、「はーい」という返事がなんだか残念そうな響きで、1年生ってまだまだほんとかわいらしい。

サク、「ひるごはん、なにたべる?」と聞いてくる。

「うどんか、おにぎりか、パンもあるよ」
「・・・・・・・・」
「何?」
「ミニラーメン」
ふっ・・・。元気出てきたようでよかったね。

熱は37度中盤ってとこ。午前中、一緒にオリンピックのスノーボードを見る。ショーン・ホワイト平野歩夢の頂上決戦!!!! スノボの技なんてもちろん全然わかんないんだけど、何人も続けて見てると、どれくらいの点数が出るのかだいたいわかってくるのが面白い。サクも同様だったようで、ショーンの3回目の演技に「うーん、97てん」と見事に言い当てていた。本当にうれしそうなショーンと、静かだけれど本当に悔しそうな平野。ああ、勝負だ。それにしても、19歳にして平野くんのインタビューのなんという達観! 

午後、サポーター講座の最終回に小一時間だけ出席する。今日は1人5分のプレゼンタイムがもうけてある。プレゼンをする機会、見る機会はやっぱり重要なので、サクに留守番を頼んで、その時間を狙って行った。行ってよかったー。私、途中、滑舌が悪いw 

夕方はまたオリンピック、渡部暁斗の登場! 
ジャンプで3位につけていてこれはいけるんじゃないかと思ったが、ドイツのフレンツェルとは走力に差があり、これはハードになるなと本人は感じていたらしい。

体重を増やせばジャンプの飛距離が出ず、かといって減らせばクロカンのパワーやスタミナに影響するという調整の難しさから、「キング・オブ・スキー」といわれているそうだ。2.5」キロのコースを4周、4周目途中でトップ3が絞られる。渡部も入っている。しかし最後の坂、ものすごい勢いでのぼり、後続を突き放していくフレンツェルに底知れない馬力を感じた…。フレンツェル金、渡部銀はソチに続いてのワンツー。この2人、同い年だそうで。

夜はスピードスケート1000m。本命といわれていた小平奈緒が銀、高木美帆が銅だった。小平の最後の鬼気迫る追い込みとどうしようもない疲労!! すごいものを見た・・・。ということでオリンピック・デー。

あ、夫とサクにチョコをあげた。なんとサクも私へのチョコを用意していた。ありがとー! 夫が会社でもらってきたいくつかも合わせて、ずらりとチョコを並べ満足げ。夜ごはんは親子丼とみそ汁。