『風雲児たち 蘭学革命篇』
#風雲児たち 見て感動してる。愛之助、新納、村上、迫田のカルテットのすばらしさ! 特に新納さんの軽さからシリアスまで自在に行き来する演技に惚れた。真田丸の秀次もすてきだったけど真ん中にきても目が離せない役者さんなんだな。この4人中心の正月ゴールデン時代劇。真田丸あっての実現だよね!
— エミ-emitemit (@emitemit) 2018年1月8日
#風雲児たち 良沢と玄白がついに決裂してしまったあと。2人を交互に映し出す長い演出。名を出さぬと決めた良沢の顔全体がやがて灯で照らされ、反対に、これから世に出る玄白の顔には深い影がさして闇の中へ後姿が消えていく。玄白を見送るしかない淳庵と良沢を詰って泣く妻。印象的だった。
— エミ-emitemit (@emitemit) 2018年1月8日
#風雲児たち 玄白には玄白の、良沢には良沢の信念があり、正誤や優劣をつけられるものではなくどちらも必要ですばらしく、でも同時にそれぞれの信念はそれぞれの業や短所とも背中合わせで、そのために他者にも恨みが生じ…と、90分でバランスよくしかも熱量高く描き出す三谷脚本やっぱりすごいな
— エミ-emitemit (@emitemit) 2018年1月8日
#風雲児たち 今年は明治維新から150年だけど、そんな年のお正月に、維新の100年前にこんな風雲があちこちで起きていたのだと描いたの面白いな。解体新書だけでなく、源内や高山彦九郎や林子平などなどなどがいて、彼らを支えた殿様や版元や挿絵画家もいたんだ、って。
— エミ-emitemit (@emitemit) 2018年1月8日
#風雲児たち あちこちの風雲を正月ゴールデンで成立させたのは真田丸あってこそだよね。丸のあの人この人が演じるから、歴史的に無名の人物でも出番が短くてもイメージが喚起され愛着もって見れた。逆に丸を見てない人にはわかりにくかっただろうな。やっぱり実質的なスピンオフだよね
— エミ-emitemit (@emitemit) 2018年1月8日
#風雲児たち いま何気なく使っている言葉や技術の事始めには様々な格闘や気の遠くなるような「一歩ずつ」があった、というドラマの内容と、決して有名スター級ではない役者さんたちが確かな力量の演技を見せてくれるメタ部分とが相まってすごく感動した
— エミ-emitemit (@emitemit) 2018年1月8日
#風雲児たち 三谷さん、真田丸に続いて、男女については断絶を描くなあ、という印象。ビターだよね。
— エミ-emitemit (@emitemit) 2018年1月8日
まーったくわかんないオランダ語の医学事典を前に、「くつわ十字」の付箋を山ほどつけながら、参照と想像と閃きを繰り返して「よみわけ=翻訳」していく。一歩ずつ、一歩ずつ。その愚直な歩みの苦しみと喜びとがきちんと描かれていて、人の生活や仕事をエンカレッジしてくれるドラマだった。
でも、その途方もない「一歩ずつ」が、たった3年半かそのくらいの道のりで出版までこぎつけたっていうんだから、やっぱり優秀な奴らは異次元だなw 鎖国中にロシアの脅威について本を書いたり、ちょっと見てさわっただけでエレキテル作っちゃったり、異次元なやつはいっぱいいるなw
でも、配されているのが、新納さんとか迫田さんとか村上さんとか、実力は確かでも知名度はスター級じゃない役者さんたちだから、とても親しみやすいんだよね。「この人がいなければ新しい日本は生まれなかった」と、しょっぱなからモロに英雄史観をぶちあげた『西郷どん』とはある意味対照的だったかなと思う。