長月の十一 / 小1の『ひよっこ』感想 / セクマイって知っとんしゃ~?
●9月某日: 休校。一応、予定もキャンセルして家の中で備えていたけど、こちらでは台風の影響はほとんどなし。多少、雨が強めに降ったかなというくらい。まぁ「台風だからのんびり過ごそう」っていう日があるのは悪くない。
サクの『ひよっこ』を見てのリアクションが受ける。芸名をつけることになった、と実家の両親に謝る時子に
「なまえかわっても、テレビでれるならいいじゃねーか!」
「いえでは、ときこだろ?」、
日曜日のすずふり亭でいい雰囲気のみね子とヒデに
「もう、デートとかしちゃえよ!」(ほんとにすぐにデートが決まる展開になった)
打ち明け話をする早苗さんに「エレベーターからはじまるこい、か・・・」。どこまでわかっているのやらw
また、小沢健二とセカイノオワリの『フクロウの声が聞こえる』もお気に入りでMステの録画を1日1度は見る日々。歌詞に合わせて歌詞を表現して踊る、というのも好きで、たとえば「天を縫い合わす飛行機」では空を見上げ針でチクチク、そして両手を翼にして飛行機・・・という動きをやってるんだけど、「絶望と希望」「混沌と秩序」「孤高と協働」など抽象概念もたくさん出てくる歌。そのときは棒立ちになってるのがおかしいw
小沢健二 『フクロウの声が聞こえる』 複雑な世界はシンプルに美しい - moonshine
夜ごはんは、野菜の肉巻き、マーボ豆腐、ナスとジャガイモのトマト煮、キャロットラペ、トマト。今夜は赤ワイン。
●9月某日:
(facebook投稿より)
第41回ワークライフバランスプレゼン勉強会
本日のプレゼンターは 藤田 哲章 さん
『セクマイって知っとんしゃぁ~?
性のモノサシから考える男女共同参画社会』
タイトルが博多弁ってところに、既ににじみ出ているように
とてもとっつきやすくてわかりやすいプレゼン!
知らなかった語句や考え方もスッと入ってきました。
セクマイ = セクシャルマイノリティ(性的に少数派の人々)
LGBT ということばは浸透してきたように思いますが
SOGI ってご存知ですか?
Sexial Orientation (性的指向)や
Gender Identity (性自認)、
つまり、性のあり方に関する人権課題という意味だそうです。
41回を数えるこの勉強会の中でも、
こういったテーマは初めてだったとのこと。
それだけ、なかなか身近に考えることのない話なのかなと思います。
ジェンダーフリーではなく、
「ジェンダーニュートラル」
男、女という従来の性別の固定観念から自由になろう・・・という地点から一歩進んで
そもそも性別を割り当てない
中立的・どこにもシフトしていない感覚を・・・
という言葉だそうです(←合ってます?)。
セクマイに関する知識や制度、まだまだ未熟な日本の現状ですが、
きちんと語りかけ、説明すれば、えてして子どもはすんなりと理解するのだそう。
(今は、小学校5,6年のどちらかで、
必ずセクマイについて勉強するようになっているそうです)
大人のほうが、「こうあるべき」「普通は○○」というような固定観念を
知らず知らずのうちに身につけていたりするので、
まっさらな子どもが理解したことを阻害しないように、大人こそ勉強しなきゃいけないように思います。
そして、後半のディスカッションのテーマ
「家族がLGBTだったら?」
家族が・・・と想像してみて初めて見えてくるものがあるな、と。
「親にカミングアウトしづらい・親にわかってもらいにくい」
というのが、セクマイに特有のつらさなのだそうです。確かに・・・。
7歳の我が子を男の子だと思い込んでいましたが、
男の子の外性器を持っているというだけで
心もそうなのか、好きになる性が女性なのかどうかはまだわかんないんだよね。
将来、彼の性自認、性表現がいわゆる “ストレート” でないとしたら
そうカミングアウトされたら?
我が子の愛おしさに少しも変わりなくとも、人付き合い、恋愛、職場・・・
社会的に少数派として生きていくことのハードさを思うと
胸がはりさけそうになりながら、親として寄り添い支援していく覚悟をするのではないかと思います。
セクマイに関する作品といわれてすぐに思いつくのが
よしながふみ の『きのう何食べた?』
シロさん&ケンジ、ゲイの中年男性カップルが同棲して
(私はこの2人を、西島秀俊&オダギリジョーに脳内イメージして読んでいる!)
毎日自炊して、時に外食したり友だちとごはん会したり
そんな日々の食事や生活を中心に、2人を取り巻く職場や、親や、友人関係を描いていく・・・
シロさんの料理がめっちゃ主婦してて、普通に献立の参考にできるのと同時に、
ジェンダーなど社会的なテーマも感じられて、ユーモアもあって、すごく面白いマンガです。めっちゃおすすめ!
エロティックな描写はないので、中高生などのお子さんにもおすすめしやすいと思います。
夫とサクは、護国神社の蚤の市へ。秋晴れで気持ち良かったであろーな。よいなすごい人出だったらしい。食べ物の露店が充実してたらしい。
私のリクエストに応えてちっちゃい多肉植物を買ってきてくれてた。大濠公園に行って野鳥を観察し、あひるボートにも乗ったらしい。「遊び倒したー」とは夫の談。夜ごはんは、さばのみりん干し、味噌汁、大根おろし、コールスロー。