五月の六

 ●5月某日: さあ、連休明け! 目覚まし一発でサク起床。準備もテキパキ。こーゆーとこ、気性が真面目なんだよね。だいたい3日坊主だから、ただのお調子者だろーか?←そして私もまさにこのタイプ

待ち合わせ場所に、お友だちが来ない。ここんとこ彼は登校で苦戦していて、お母さんが学校までついていっても下駄箱で足が止まってしまったり、教室で別れがたくて泣いていたりする様子。はたして待ち合わせ時間から10分ほどして彼のお母さんから連絡あり、やっぱり連休明けで気分が乗らず、おうちを出られないでいるらしい。サクは家まで迎えに行きたいというが、刺激しすぎて逆効果になるかもしれないので、家のそばまで行ってもう5分ほど待ってみて、やっぱり来なかったので先に行くことに。登校時間のピークを過ぎてしまって通学路の小学生はまばら、結局、門までサクと一緒に行く。サクは遅刻しないか気にしながらも元気に登校。

お友だちのお母さんとは、4月から随時話してて、彼女は他の人にもいろいろ相談してるみたいだから大丈夫だと思うけど。人間、誰だって立ち止まる時期はあるし、入学してまだ1ヶ月も経ってない。みんなと同じ速度でできることが正しいわけじゃないのだ。といっても、人の子だからそんな冷静でいられるわけであって自分の子どもが毎日泣いてる姿を見たら穏やかでいられないよね。でも、大丈夫だと思うんだ。一般論だけで言ってるわけじゃなくて、私はその子の幼稚園3年間の姿を知ってるので。彼、園時代も年中さんぐらいまで朝のお別れで苦戦してたのよ。でも年長さんになったら見違えるように、元気に友だち(サクだ)と登園してたからさ。むしろ、今こうやって、行きたくない・不安な気持ちを正直に表現して、親や先生や周りの人たちにその気持ちを受け止めてもらえるのは、長い目で見たらまた心の安定と成長につながると思う。むしろ、「言われたとおりにやらなきゃ」「泣くのは恥ずかしい」「俺はできる・・・できる・・・はず・・・」みたいな感じで、なかなか弱みを見せられないサクさんのような人って、のちのちが心配なのよね。ま、子どもがどうあれ、親の心配って尽きないものよね。

さて、学校が再開したので私の個人的TO DOリストにまた向き合えます。とりあえず、GWの間ずーっと止まっていた放送大学の勉強を・・・。中間テスト的存在の通信課題提出までに、がんがん進めなければ。他にもいろいろある。夜ごはんは、鶏となすと新玉ねぎの生姜炒め。きゅうりの浅漬け。たけのこ煮。