卯月の十五 / がんばってます1年生たち。

●4月某日: わーお! 今朝は、一緒に登校してる友だちNくんが、横断歩道を渡り切ったあと、青信号の点滅終了 → 赤というタイミングで、泣きながら逆走してお母さんの胸に戻ってきた! 胸がきゅんとする。結局、今日はお母さんと一緒に教室まで行ったそうだ。

あ、私は途中で離脱。サクが「おかーさん、もういい、もういい」と言うので。こちらは、おかーさんにいつまでもついてこられるのが恥ずかしいのだ。うんうん、いいんだよね、どちらも、それで。大人だって子どもだって、人それぞれペースは違う。そして、実際に泣くか泣かないか・・・表に出る言動の違いはあっても、多かれ少なかれどんな子も気負いや不安があるのだよね。と、サクを見ていても、facebookやインスタに投稿される、同級生らのエピソードを見ても思う。

今は、帰宅後に友だちと遊ぶ余裕なんかなく、しかし学校では遊び足りず、気力はともかく体力は微妙に余っているサクと、夕方ひとしきり遊んだりスキンシップしたりするようにしてる。夜ごはんは、豚ひき肉のハンバーグ、小鯵の南蛮漬け、ブロッコリー、ほうれん草。




残業帰りの夫と飲む。朝からトラブル勃発で駆け回っていたらしいけど、最終的にそこそこのところに着地して、面白おかしく話してた。
 
●4月某日: 朝、友だちとの待ち合わせ場所へ疾走するサク、コケる。疾走した分、勢いもついていたし、普段から走り慣れ・コケ慣れてはいるものの、背中のランドセルの重みでつんのめる感覚が初めてのものだったらしく、手をつけずモロに顔からいってしまった。だらだら流血するほどではないが、コンクリートで額がぱっくりいっちゃったし、頬やら鼻やら派手にいっちゃいましたねー。

家を出て50m。泣き濡れてぺっこりへこむようだったら家に後戻りするところだが、本人はイターーーッてなったものの持ち直すのも早かったので、いっそ保健室で診てもらおうと思って、そのまま一緒に登校する。2年生のお兄ちゃんが、かっこいい木の実を拾って「はい」、と、くれた。慰めのつもりだったらしい。子どもって本当にかわいくてすてきだ。

で、結局保健室では救急処置のあと、「病院でみてもらったほうが・・・今日は午後の診療がお休みの曜日だし」という見立てをもらって、そのまま家のそばの外科までトンボ帰りしたんですけどね。その帰途、ツバメのホットスポットになっているマンションを見つけ、テンション上がるサク。病院の治療のあと、2時間目に滑り込んだ。ふう。午後、元気に帰宅。クラスの子たちに「どうしたと?」「だいじょうぶ?」とか聞かれたそうです。夜ごはんは、皿うどん。味噌汁。トマト。