卯月の十 / 入学式

●4月某日: 小学校入学式。受け付けは9時からなので、夫が作ってくれたおむすびを食べながら普通に「ひよっこ」を見る朝。そんなこんなしてたら結局時間ギリギリになって、夫・息子に急かされながらバタバタと出発するといういつもの感じ。

昨日の雨・寒さとは打って変わってすばらしい晴天、しかも暖かい。連日の雨にも負けず、桜も何とか粘っている(木によってはだいぶ葉が出てるけど)。体育館前に貼りだされていたクラス発表。幼稚園から7人が同じ小学校に進み、4クラス編成なので、誰かとは同じクラスになるかなーと思っていたら、見事に誰もいなかった(1・2・1・3という分かれ方)。まあしょうがないよね。

いったん子どもはクラスに入り、親は先に体育館へ。隣の席の女の子と手を繋いで入場してきたサクの顔が緊張で硬直しているw 来賓の祝辞が1人だけ(PTA会長)で終わったのは意外だったけど、まぁなんやかんやと長いこと。式が終わって子どもたちがクラスに戻った後、もろもろの説明事項に続き、役員決めまでやる。体育館の中、寒い。うう、今ごろ真央ちゃんの会見が中継されているのだが(録画はしてきた)。

ようやく親もクラスに戻ったのが12時、そこから担任の先生のお話があり、また体育館に戻って1クラスずつ写真撮影。さようならをしたのは12時半過ぎだった。すげーハードな初日だな、おいw 

サクに「おつかれさまー、ずっと黙っとったけん疲れたやろ」と声をかけると、「すげーしゃべりたい! すげー走り回りたい!」とw うむうむw 同じ幼稚園の子たちで、その足で幼稚園まで歩き、卒園式の写真などをもらいに行くという、新1年生恒例行事。お腹すきすぎて無理かなーと思ったら「いく」と即決する子どもたち、やっぱり先生たちに晴れ姿を披露したいような、誇らしい気持ちもあるのだろうね。もちろん先生は絶妙に褒めてくれた。

今どきの6歳児は私たちの頃よりも平均身長が伸びているとかで(←この前、新聞で読んだ知識)、「ランドセルが歩いている感」はあまりなく、みんなしっかりした身体だなーと思うのだけど、やっぱり、「ピカピカの」1年生、という表現は本当にぴったりだなあと思う半日であった。サクも立派な小学生に見えるんである。スーツが気に入ったようで、夕方お風呂に入るまでずっと脱がず。

夜ごはんは、ローストビーフサラダ、お刺身の盛り合わせなど。昼ごはんが遅くなったので軽めに。夫が作った酢飯で、サクが刺身を次々に握りにしてくれる。これが、けっこう上手いのだ。伊達に最近、Eテレ『JAPANGLE すし編』をリピート視聴してるわけじゃないってことねw ビール、白ワイン、赤もちょっと。