弥生の十五

●3月某日: 実質的な春休み初日。夫が「かーちゃんと仲良くしてな」とサクに言い聞かせて出勤していた、ふっ。でも私とサクは共にAB型なので、お互いマイペースながら、あんまり物事深く考えず、ひきずらないタイプ・・・だと、夫は思っているらしい。別に血液型なんて信じちゃいないが、彼のAB型に対する認識にいつも多少の疑問を感じるw

さて、午前中は雨で、朝はのんびり。小沢健二『流動体について』をかけると、サビの部分「まちがいに気がつくことがなかったのなら~」と、ブリッジ(というの?)「だけど意思は言葉を変え 言葉は都市を変えてゆく~」のところを気に入っていて、必ず合わせて歌うサクだ。

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歩いてスーパーに買い物に行って、帰りに酒屋にも酔って酒屋にも仕入れる。川で鳥がくるのも待つ(来た。ハクセキレイ)。図書館から自分が読むために借りている『長くつしたのピッピ』、ふと思い立ってサクに1章目を読み聞かせると、けっこう長いのにじっと聞いてて、随所で「ええー!」「なんだよ」と合いの手(?)を入れてた。

夜ごはん、椎茸とほうれん草のパスタ。サニーレタスと和風ピクルス。大根の煮もの。椎茸は友だちの家から、ほうれん草は義実家の畑からもらったもので、まったくもって素材の大勝利!というパスタであった。ビール、赤ワイン。
 
●3月某日: サク、今日も早起き。昨日から、折り紙で、すごーくたくさんの折り鶴を作っている。7.5cm四方と5cm四方、2種類の折り紙で、それぞれたくさん。既に30羽以上ある。春休みというものがどれだけヒマかというのを表しているようだ・・・。春休みが終わるころ、千羽鶴にしてどこかに奉納したいくらいだ。

昼ごはんはピザトーストにする。ケチャップにオリーブオイルと粉末パセリとブラックペッパーを混ぜたらピザソースの代用として十分、とわかった。午後からは幼稚園に、お別れ遠足の写真展示を見に行く。近所の友だちと待ち合わせて、元気のありあまっている子たちをしっかり歩かせて登園。春休みに入っていて静かな幼稚園。もう1人、見に来ていたクラスの女の子と、さっそく園庭で遊び始める子どもたち。走り回り、土をいじり、草を摘んだり石を集めたりして盛り上がっている。遊び慣れた場所だから、すぐに遊びのスイッチが入るんだろうねー、もう卒園しちゃったね、と思いながら、お母さんたちとおしゃべりしながら、眺める。

夜ごはんは、アジの煮つけ、キャベツと豆腐と玉ねぎの味噌汁、野菜炒めの卵とじ。夫が鹿児島出張で黒豚まんをお土産に買ってきてくれた。