如月の十三 / 劇ごっこ 「どろぼうがっこう スペシャルバージョン」

●2月某日: 今日は有休の夫が車で幼稚園の送り迎えをしてくれる。やったー、と布団でうだうだしてると、「おむかえとか、しなくていいからって、はやくおきなさい」とサクに怒られた。へーい。ほーい。ごめんなせー。・・・というのは、かこさとしの絵本『どろぼうがっこう』の生徒たちの口調。今日の参観日で見せてもらう劇だ。

 

どろぼう がっこう (かこさとし おはなしのほん( 4))

どろぼう がっこう (かこさとし おはなしのほん( 4))

 

 サク的には、「おかあさんに見せるまで内緒にしておきたい」気持ちと、「おもしろいセリフを言いたいし劇中歌を歌いたい」という気持ち、そして、「おかあさんたちに見せるの緊張するー」という気持ちがないまぜになっているらしく、事前の情報は断片的。ちょうど有休をとれたお父さんまで見に来ることになってしまって(しまって、というのもなんだが)、ますます緊張するかなーと思ったが、「いいよ!おとうさんもきていいよ! ○○(先生)も来ていいって言いよった!」と請け合っていた。











劇の舞台を準備するところから参観する。大きな積み木を使って教室や幼稚園の枠を作り、椅子を並べ、大道具の木や小道具の黒板、スコップ、卵、餅などなどを用意。泥棒たちは黒っぽい服に着替え、ねじ回しや出刃包丁(!)も携えている。大道具小道具はすべて子どもたちの手作り。

サクは原作でいうところの「石川のろくでなし」という役柄で、Mちゃんと2人組でアリの卵を盗んでくるのがハイライト。どこからどんなふうに盗んできたのかを説明するセリフや、動きはよく覚えているようだった。顔はキンチョーしてたw 終わったあと、お母さん・お父さん(夫を含めて3人来てた)たちから挙手制で感想を述べる。あるお母さんが「どろぼうらしい雰囲気がとっても出ていて・・・」と言うと、すかさず「ふんいきってなに?!」と質問が飛んでいたw 私も一言感想を述べましたよ。

参観後、そのまま歌詞集のお仕事。印刷した原稿を2つ折りにする【誰にでもできる簡単なお仕事です】で、一斉メール回してお手伝いを募っていたところ、10人以上の参加があって1,000枚超を30分ほどで折りきることができた。サンキュー! 

帰宅したサクと劇の話。「とちゅうから、おれたちがじぶんでつくったはなしよ? すごかろー?!」と、オリジナル部分に強い愛着を持っているもよう。自分の出来については特に喋らない。「緊張した?」と聞いてみると、「・・・・・いや、べつに」。「自分のセリフを言う前とか、特に緊張したんじゃない?」と聞くと(←しつこい)、「もう~、どうしよう~、いまいっていいのかな? まだかな?! ってかんじ~!」と、急にドキドキした口調になって答えていたw

夜ごはんは、一口カツ、さつまいもフライドポテト、セリのおひたし、わかめ酢、トマト、味噌汁。有休夫のプレゼンツ。ビールと赤ワイン。サクが寝てから録画を消化。