『おんな城主直虎』 第11話 「さらば愛しき人よ」
ゆうべ見ましたよ、#おんな城主直虎 ある程度のお酒が入ってたもんで、ことさら急転直下に感じられ、うわーん。そうなのね、4話×3ターンで直虎になるのね。子役時代が4話て、じっくりだなと思ってたら、1/4で直虎化。けっこうしゃんしゃんいくんじゃないの。うわーん。
— エミ-emitemit (@emitemit) 2017年3月21日
次は柳楽優弥のターンがしばらく続くのね・・・新たなキャスト発表もチラ見したけど、誰? え、誰?みたいな、オリジナルストーリーが展開されていくんだね。作家の力量は信頼してるので不安なし。龍雲党のクローズアップとか、ちょっと昔の大河みたいな感じもあって楽しみ。#おんな城主直虎
— エミ-emitemit (@emitemit) 2017年3月21日
自分が騙した相手(検地で今川を…)に10倍返しで騙し返され、助けた相手(瀬名)は助けてくれず、父と子は残酷な運命を繰り返し、そして家から次々と人がいなくなる。これぞ戦国だなあ。おんな城主の登場にまったく無理がないどころかもうほんとそうするしかない(瀕死) #おんな城主直虎
— エミ-emitemit (@emitemit) 2017年3月21日
んで元康がついに姿を現さなかった! 今川から救出されたあと寺に置かれている瀬名が全然幸せそうじゃない、次郎を助けない瀬名が毅然とというよりは不安げでモヤモヤするぅ。彼の考えや展望は今、視聴者に隠されてるけど、彼の碁が自由自在でめっぽう強いことだけはわかってる。#おんな城主直虎
— エミ-emitemit (@emitemit) 2017年3月21日
強い大今川にではなく、自分らも「共倒れはごめんだ」なんつってうそぶいてた、急速に弱体化してる今川に、いともあっさり騙されて滅びに瀕するのがね・・・三人合わせりゃ文殊の知恵なんかじゃなくて、3人合わせても元康にはもちろん寿桂尼にも及ばないってね・・・ほんと残酷 #おんな城主直虎
— エミ-emitemit (@emitemit) 2017年3月21日
えーっと、「答えはひとつではない」って言ったよね。言いましたよね? 初回から繰り返していますよね?!
思いきり、ひとつの答え(破局)に向かって突き進んでるやん!!!(泣)
次郎は大丈夫じゃない?って感じだし、おまえが決めろと言われた政次も嫌な顔するどころか「俺だって共倒れはごめんだ(キリッ」なんつって即断だし、それで直親はすっかりその気になっちゃって、おまえら「三人集まれば文殊の知恵」じゃないのかよー! 三人そろった途端にこの始末かよ!!
キム兄のときだってうまくいったから、ほっしゃん程度は余裕かなって思ったらこの展開だよ!!
しかし浅丘ルリ子だからしょうがない・・・寿桂尼だからしょうがない・・・ここは戦国・・・
若く未熟な者たちのひとつの失敗が、命に直結してくる。
自分が行けばそれで済む話(直親)
自分は今川の目付です(直次)
井伊を守るにはそれしかないとわかっている。
もう見送るのはイヤじゃ(直平)
(息子を)ごらんになりたいかと思って(しの)
周囲も全員、直親の死をもう受け止めかかってる。違う道はないのかよー!!
あれだけヒステリックで激情家のしのが、夫との別れに際して、取り乱さない。
また、あれだけプライドが高く夫の尻を叩いていた瀬名が、すっかりしょげていて、「今川をとるため」と口では言ってるけど、自己肯定感ゼロみたいになってる。
傾いてるはずの今川が怖い。松平はもっと怖い。これから信長も出てくる。海老蔵やし! 柳楽くんまで出てくる。戦闘能力高そうでなー!
直親の死を前提とした人々の中で、経を唄うのこそ断ったものの、「一緒になろう」には頷いていしまう次郎が悲しい。抱きしめられると思いが飽和するよな。次郎にとっても、直親はたったひとつの甘美な思い出。
この2人、思い出といえば子ども時代だけだし、逢瀬を重ねるとか苦楽を共にするとか愛憎渦巻くみたいな、男女の生臭さとは無縁だった。恋に恋して、はかない面影を支えにして。直満の死という重さ、禍々しさが横たわっていても、や、だからこそ? 思いは甘美で綺麗なままだったのだなあ。
遠ざかる背中に、「どんなことをしても戻ってこい!」と叫ぶ次郎。こうして為すすべなく直親を失った次郎は、井伊の難局を双肩に背負い、「ひとつとは限らない答え」を必死で探し求めてゆくことになるのかなあ・・・。
井伊谷に帰還した時は「なんか怖い」と思えてならんかった直親のクシャッとした笑顔が、泣き顔のように見える日がくるなんて。脚本演出の確かさよ・・・!
先週の、馬のいななきで終わった「動」の、少年ジャンプ的なラストとは対照的に、一陣のつむじ風のあと敵に囲まれている、という静的な、しんと背筋が冷えるようなラストだった。