『ごちそうさん』 第18週 「乳の教え」
ふ久がもの言いたげな大きな瞳で明子姉さん(古)してる絵面だけでも面白いのに、いきなり高い声でアテレコ始まって、何が起きたのかわからんかったよねw ネットで「腐久」と当て字されるの込みでの「ふ久」命名だったのだろうか。だったら森下さんおっそろしい。#ごちそうさん
#ごちそうさん はどの週もそうなんだけど、思い出すとしんどかったり悲しかったり痛かったりなシーンがいろいろだけど、それに拮抗するくらい、感動シーンだけじゃなく、面白かったり度肝を抜かれるシーンがあってすごいな
現代日本人の目で見たって、竹元さんのほうが我がままで困った人に見えるってのが病根なのかもなあ。いや、困るけどさー。昭和15年。誰もが竹元さんのように本気で、狂ったように怒っていたら、歴史は何かが違っていたのかもしれない。#ごちそうさん
コーヒーも苺もない、ミットはボロボロ、米すら配給、しょぼくれた駅しか作れない。それでも破れた靴で鉄筋を探し回る部下と、庇う上司。そっちが「分別ある大人」に見えるけどさ。耐える美徳。いったい何に耐えてたんだろう、竹元みたいに怒り狂うほうが本当は人間的なんじゃないのか #ごちそうさん
もちろん私もあの時代に生きてたら竹元さんじゃなく小市民の側で、無思考に耐えてたんだろう。でも人々が、野球より戦時協力、美しい駅より戦時協力、砂糖や米がないのもみんな同じだと、耐えて行きついた歴史の結果を私たちは知ってるんだよね…。そして今はどうだろう? #ごちそうさん
本当は腹一杯食べてスポーツで力を出しきりたい/食べさせて応援してスカッとしたいのに、美しいものも美味しいものもない中でお腹を空かせて戦争に協力する道を選んでしまう。きっとそれが今も昔も私たちの姿なんだよなあ。無地も縞も男も女も良いと美を崇める人が我が儘に見えてさ。#ごちそうさん
ふ久、目を剥かない!w悠さんの歌、最初はまだマシなんだけど、進むにつれてどんどんどんどん音程がうつろってゆくw 宮崎さん、顔こわばってるやんw #ごちそうさん
割と変わった妄想を繰り広げているふ久の「2人の青春は私の青春やから」にかぶせる「いつの世も変わらない青春のたたずまい」というナレーション、好きです #ごちそうさん
川久保は放送局増設の意味を察している。悠太郎は米英との開戦が近いという噂を知ってる。何となく気づいてるけど何もできず、自分の仕事に汲々としてる大人たち。その傍らで子どもたちは打ち込んでいたスポーツを、かけがえのない青春を、わけもわからず取り上げられていく #ごちそうさん
泰介も諸岡も、野球が大好きで仲間といるのが楽しくて、もりもりいくらでも食べれる普通の男子学生に見える。でも心の中には「二十やそこらで戦争に行く、何なら死ぬ」という思考が根づいてる。諸岡の怒り、泰介の虚無的な目。当時の若者にはみんなこんなところがあったんだろう #ごちそうさん
無駄は文化。文化は人間らしさ。思えば人間って「無駄」を楽しみ味わうために、動物にしろ植物にしろ他者の命をいただいて生きてるんだな。因業というかなんというか。だから、きっちり因業を追求するのが筋ってもんなのかもね。食べ物をきれいに始末して美味しくいただくように。#ごちそうさん
源ちゃんのつらさも、源ちゃんに○年後の己の姿を重ねる泰介の絶望もめ以子にはわからないだろう。こんなとき、へたに想像せず寄り添おうとせず、ただただ食べさせよう生きさせようとする飯炊き人間の愚直な手が、死に瀕した心を救うのかもしれない。食べたいのも人間の本能のはずだと #ごちそうさん
「ジャム返せ、ごちそうさんはどうした」は、皆に「ありがとう、#ごちそうさん、明日の朝ごはん何やろ(明日も食べたいなあ)」と言って大往生した正蔵との対比で、人は従軍すると人間らしさ、その人らしさを奪われて、食べる気力=生きる気力を失くしてしまう、め以子はそれを全力で取り返そうとする
夢はキャタピラで潰される時代。#ごちそうさん 戦争編の再見は、毎週、土曜日のラストシーンが印象に残る。ステーキやミルクで個別の問題に「よかったねぇ」とケリはついても、時代がさらに転がり落ちていくシーンで終わる。「生き残るのが大切」そのためには、庶民は時局に迎合するしかないのか?
め以子と亜貴子が話してるの見て思わず戸を閉めてしまうくらい小っちゃくて、今でも源太に対して含む思いありありに違いない悠太郎でも、彼が理不尽な死に瀕すれば必死に叫んで呼び戻そうとする。どんな煩悩も頭から消えて呼び戻そうとしてしまう、それが人間のひとつの姿なんだろうな #ごちそうさん
#ごちそうさん 再見、すごく面白いけどすごくシリアスな気持ちにもなる。物語の戦時中の世界を、過去のもの・遠いものとして見てるけど、時代や社会システムのために我慢を重ね、正しいことに目を瞑ってでも生き残るしかない、そのツケを若者に負わせるって、それは現代の私たちの姿でもあるよね…
登場人物みんな俗人でエゴイストでそれが愛おしいんだけど、俗人なりに懸命に生きる人々を容赦なく押し潰していくんだよね。戦争が。戦争は、時代や社会とも言い換えられる。私たちはそれに抗することはできないのかな。「やっぱり戦争はいけないよね」以上の重さを突きつけられる #ごちそうさん