師走の三 / 福岡国際マラソン(を沿道で応援!)

●12月某日: 午前中、夫がサクを連れてキャナルシティに行った。あたたかい上着を買ってやりたいらしい。私は家で家事雑事読書をすすめておりました。『ねじまき鳥クロニクル』2部も後半。めちゃめちゃ面白い。

13時にキャナル組と待ち合わせて平尾交差点。福岡国際マラソンの沿道で応援。サクを物心ついてから連れて行くのはそういえば初めてだ。時間が近づくにつれ警察官たちが信号機を電源停止させ、手旗信号等で車両と歩行者を導き始める様子にまずはびっくりしてた。

沿道の観客たちからおおっとどよめきが起こるので先頭集団が近づいてきたのがわかる。テレビやラジオの中継車、先導する白バイらに続いてやってきた集団は20km地点手前でまだ10人以上いたんじゃないかな。一瞬で駆け抜けていく彼らの中に、外国人の有力選手や川内もいた。

それから、よく見える位置を探して少しずつ場所を移動。選手たちが前を通るたびにサクも一緒にがんばれーと大きな声援を送った。朝日新聞の社旗を手渡されたので、それも深く考えず素直に使います(笑)。充分がんばってる人にがんばれと言うなってのはもはや常識ですが、マラソンはね、沿道の応援が本当に力になるの。で、見てる私たちも、ただ見てるだけ、旗を振るだけよりも、声を出して応援したほうが、ずっと気持ちよくて感動も深まる。と私は思う。夫は私たちにつられて後半は声出てましたねw

 

f:id:emitemit:20170203213453j:plain

 

で、陸連に登録して国際マラソンを走ろうという選手たちは本当に速いね。20分ほどですべてのランナーがこの地点を通過し、最後に「交通規制へのご協力ありがとうございました」と告げてまわる車が過ぎていきました。

コンビニに寄って家に帰りすぐにテレビをつけると、すでに箱崎に達している選手たち! サクも興味を持って見ていた。でね、川内が、めちゃがんばってて・・・(泣)。直前に故障もあったようで状態は決してよくなかっただろうに、粘る粘る。2時間9分11秒で3位!(日本人1位)。

これで8分台を出せば来年の世界選手権代表内定だったんだろうけど、今日は気温も低め、小雨が降り時折バラバラッときたりとマラソンのコンディションとしてはなかなか厳しいものがあり、2時間4分台の自己記録を持つツェガエやマカウも8分後半ギリギリまでかかったから十分アピールできる結果だったのではなかろうか。レース後の涙にこっちも泣くわい。

4位に入った黒崎播磨の園田選手は・・・そうですよね、一般参加ですよね?!(今、検索して確認)。沿道で見て、坊主頭に刈っている頭髪で、もくもくとストイックに走る(見なストイックに見えるマラソンランナーの中でもとてもストイックに、規則正しく無駄のないフォームに見えた)姿が印象的だった。ポーランドのゾストが6位、ウクライナのバラノフスキーが8位、このあたりはいつもながらしぶとい走りをしますな。九電工前田和浩は10位、高田千春は14位、ギタウは20km地点でも明らかに足に異常がありそうでしたね、41位でした。

夜ごはんは、塩サバ、具沢山味噌汁、大根おろし、きんぴらごぼう、サラダ。