葉月の十二

●8月某日: 朝起きたサクが暗い顔で「みみがいたい」と言う。確かにここ数日、咳が出ていたり鼻が詰まっている様子だった。元気いっぱいだし機嫌がいいので軽症だとばかり思っていたが・・・。熱は37度2分程度だが、中耳炎かもしれないし、土曜日なので今日のうちに耳鼻科に行っておくことに。朝ごはんもほとんど入らないし、着替えるのも億劫がり、吐き気を訴えてトイレに駆け込んだり。

ネットで調べて初めて行った耳鼻科、8時半に着いたけど(診療開始は9時となっている)既に診療が始まっていて、既に待合室はほぼ満席…。初めの30分は車の中で待ち、それから待合室に戻るが、1時間経っても呼ばれない。それでも絵本を見たりスマホの写真を見たりしながらおとなしく待っているサクを(具合が悪くて暴れる元気がないのだとしても)いじらしいなーと思っていたら、「おかあさん、はきそう・・・」と言うが早いかリバースし始めた。ええ、咄嗟に掌を差し出したよ。立ち上がって2,3歩進んでからだったので、サクや私含めて誰にも直接はかからなかったのが不幸中の幸いでした。看護師さんたちがとても優しくテキパキと処理してくれたけど、だからって診察の順番を早めてくれたりはしないのがすごいなって思いましたw 

サクは吐いてすっきりしたのか「もう、みみいたくない」「あんまりきつくない」と言うがもちろんここまで来たからには診てもらいます。診断は副鼻腔炎。レントゲン写真の副鼻腔は見事に白くなっていた(本当は鼻腔だから空洞=黒く映る)。



そしてサクは朝のぐったり具合が嘘のように元気を取り戻し、昼も夜も食欲旺盛、遊びたい欲旺盛だったので安心であった。夜ごはんは、ヒレカツ、さけかま、チンゲン菜など野菜たっぷりの焼きビーフン、サラダ。ビール、白ワイン。サクが寝た後「ゆとりですが何か」の最終回を見る。

あ、放送大学から、単位認定の旨、郵送で届きました。科目は「社会学入門」、成績はマルA、つまり90点~100点。だよね。