『とと姉ちゃん』 第24週 「常子、小さな幸せを大事にする」
なるほど、読者のほうを向いての公開試験ね。敵をやっつけるためではなく、自分たちの公正さを証すため、というのはカンニング事件のときと同じで、#とと姉ちゃん らしいね。アカバネも洗濯機には自信持ってるようなので粗悪品ってわけじゃなさそうだけど
公開試験でアカバネの粗悪品ぶりが露見し、あなたの暮らしの名誉は保たれました、ちゃんちゃん、と普通のカタルシスじゃなさそうだよな、#とと姉ちゃん なら。今日ラストの国実の表情は鍵だね。彼は彼の職業人としての信念で動いているということか。ここで再登場する山師・鉄郎の役割は何なのか
会社の幹部である水田がこの時点で洗濯機を買ったのはどうなのか、当該洗濯機のメーカーから袖の下つかまされてるんじゃないかとか勘ぐられないといいけど。庭に置いてるなら外から普通に見えるかもしれんしね…。常子んちにはまだ洗濯機がないの確定するシーンもあったし気になるな #とと姉ちゃん
#とと姉ちゃん なんとか石丸幹二と高畑充希の歌対決に持っていきたい。
15分の中にいろいろ詰まってて終盤だなあ! 戦後の焼け野原から豊かな暮らしのため汗水たらしてきたアカバネ社長は自社商品の欠陥を部下に隠されて知らず。美子と大昭の仲良しぶりが逆に不安。照代康恵綾などそれぞれの暮らしを営む女性たちと彼女たちの協力。各メーカーの企業努力。#とと姉ちゃん
アバンタイトル、アカバネ社長、怒涛の説明セリフ。こういうのを、わざとらしさ少なく(そりゃ0とは言わないw)サラッと聞かせて「そ、そうなんだ、君には君なりの経緯や正義があるのね…」と思わせてしまうのが舞台役者のうまさだなあ、国実の飄々とした公開試験司会っぷりも同じく。#とと姉ちゃん
「恥をかかせてやる」と息巻くアカバネ社長には恥をかくって耐えられない屈辱なのだな。恥って何だろうね。試験方法に不備を指摘されても、常子は謝罪反省して改善するだけで恥と思わない気がする。社長にはこれまでの粗悪品呼ばわりよりも社内の意思疎通不備の露見のほうが恥かもね… #とと姉ちゃん
ところで洗濯機の商品試験見てたら思い立ち、久しぶりに洗濯機内部をよく掃除しました。洗濯槽の洗浄はちょいちょいやってるんだけど、普段見ない(ようにしてる?w)ところに汚れが溜まってるよねえ。うちの洗濯機、買って丸8年。平均1日1回。とっても元気。すごいねえ #とと姉ちゃん
息子6才と今日の #とと姉ちゃん 息子「つねこたち、さいきん、あなたのくらしつくってるのかな? うってるのかな?」 私「最近って? あのねー、ドラマの中ではあなたの暮らしだけど、ホントの本屋さんには暮らしの手帖っていう本を売ってるよ」 息子「それはしってる」 知っとるんやw(続く
(承前)息子6才と今日の #とと姉ちゃん 「さいきん、しょうひんしけんしか みてない。ざっし つくらないのかな? つくってるのかな? 20にんくらいいるよね…」 ううっ素朴な疑問だろうがまるでタグのクラスタのような…私は息子の前ではドラマの感想はほぼ言わずに見てるのだが…
アカバネの「正義」とは、多少粗悪品であったとしても安い家電を売りまくって経済を回せば日本経済全体の底上げになって結果的にみんな豊かになるでしょ、っていうある意味資本主義の原理に沿ったものではある。しかし、そこに粗悪品を買わされる「個人の視点」はない。
日本全体の為だから個人が多少犠牲になるのは仕方ない、っていうのは結局戦争やってた当時の日本と同じなので、そういうアカバネが「悪」として描かれるのは『とと姉ちゃん』では必然。戦時中の花山の姿でもあるかも知れない。
アカバネがあなたの暮らしを懐柔するために用いた手法は、泣き落とし→金→暴力だった。絶対的な正義はないかもしれないが、圧力でも物理的暴力でも、とにかく大きな力を使って自分に都合の悪い意見をねじ伏せようとする姿勢は絶対的な悪だと思う。その最終形が戦争だったんだよね。 #とと姉ちゃん
RT 商品試験の長いストーリーは明らかに戦時中からの延長線として書かれてるよね。そしてこのドラマには戦争の前にも長い物語があって、そこでは家父長制や集団の同調圧力を問い、戦争もその延長線上に描かれてた。全体の幸せありきではなく、個の幸せの積み上げを目指すのが #とと姉ちゃん だね
「作品を批判しても、作り手やファンを攻撃したり貶めたりするのは無礼」twitterでもよく見る戒めを思い出したなあ。赤羽は投石したり「世直しのつもりか」と常子たちに憎悪むきだし。わめく赤羽に向ける常子のまなざしは透徹として、むしろ少し悲しげにすら見えた。#とと姉ちゃん
「小さな一歩でも踏み出すのが大事、何度も繰り返していけば大きな一歩になる」良い考え方だけど、その実践が怖いことにもなりうるという含蓄あるセリフ。かつて、標語とか、何々自粛とか「乳繰り合い」弾劾とか、小さな一歩を繰り返してあの大きな戦争になったような #とと姉ちゃん
自己RT> 安くするため見えにくい箇所を軽視したり、都合悪いことを隠したり、その場しのぎの嘘やハッタリ…社長自身が言ってたように、小さな一歩がやがて大きなことに繋がっちゃう。かつてそれが戦争だった。だから、個人の暮らしの目線にいつまでもこだわろうとしてるんだよね #とと姉ちゃん
承前)でも個人は組織や社会の中で生きてて、損得勘定したり大きなものに巻かれたり簡単に騙されたりもする。上に立つ者や巨大な権力は脅したり騙したりして、個人を集団化して誘導したり扇動したりすることができる。「あなたの暮らし」だけがどんなに頑張っても限界がある #とと姉ちゃん
承前)だから企業や上に立つ人間にも、個人の暮らしを犠牲にせず、暮らしの目線に寄り添う意識が必要。常子は何度か「戦い」という言葉を口にしたけど、公開試験を通じて、メーカーと協働できる可能性・必要性に気づくんじゃないかな。#とと姉ちゃん
常子はスーパーウーマンじゃないから何もかもを自分ではできない。編集者としても技術者としても家事の担い手としても、もっと優れた技量を持つ人がいる。“とと”と姉ちゃんを同時にやってもいろいろ至らないことはある。だから結局、人と助け合うしかないんだよね #とと姉ちゃん
重篤な怪我人とかが出る前に発覚したからよかったね。トップがちゃんと謝罪したんだし真剣にやり直せば、また復活できるんじゃないかなって思える昭和30年代。#とと寝ちゃん
公開処刑になっちゃったけど、そもそも公開を望んだのはアカバネ含むメーカー側だしね…。アカバネはコソコソ投石しこっそり偽装してた。あなたの暮らしは愚直な試験をそのまま公開しただけで寸止めまで追いつめた。花山「さあ帰ろう」自分たちで築いた家に帰り、また愚直にやるんだね #とと姉ちゃん
社長謝罪って、企業としてやり直すってことだよね。やり方悪かったとはいえ築いてきたものを失って、いっときはまた戦後みたいに苦しい日々だろうけど、そんな中だからこそ、今度は常子が話した「ささやかな幸せ」を感じられるときがくるかもしれないな。ステーキや蟹がなくても。#とと姉ちゃん
久々の休日ねって常子が新聞を読み、かわいいワンピース姿の美子が「いってきまーす」と出かけたのは夕方なの?笑 キッチン森田屋周辺は開業以降、予算やらストーリーを進めることの犠牲になった感があって残念だな。まぁ朝ドラ後半ってどの作品もいろいろ苦しい部分あるけんね… #とと姉ちゃん
木俣冬さん「シンゴジの官僚みたいにとと姉ちゃんと戦ってます」発言以降ちょいちょいエキレビ読んでる。批判以前に作り手をバカにした態度すごい。今日も高畑充希を微妙に小バカにしつつ古田新太とか大物俳優には絶対手出しせず。これが彼女の戦い… URL
作品をレビューするんじゃなく作品を小バカにしたい人が書いてるんだなと思えるので、一緒になって小バカにしたい人以外が読むのは厳しい内容。あと毎回誤字脱字の類がすごく多いのも、編集の目や手がちゃんと入ってないんだね…一般人のブログ状態なんだね…と思う。@Excite_Review
いろんな感想があって面白いなぁ。アレを「逆ギレ」と取るか否かは、感情移入先の違いなんだろね。今日で我々は最後でした。あ、とと姉ちゃんでした。
美子と大昭はほんとにこのまま結婚するのだろーか。そこはモチーフとなってる人は気にしないってことか。ここまで来て悲しい別れになるんじゃなかろうねぇー #とと姉ちゃん
大昭さんって、結婚急がないし美子の仕事にも理解ありそうで子どもにも優しく、女性たちと一緒に料理するのも厭わないし、でもプロポーズが「おみおつけ作って」って何だか天然な人なのかな。料理の才能あるそうだけどちょいちょい肉も焦がしてたようだが #とと姉ちゃん
久しぶりの全員集合に星野はいないが鉄郎がやってきた。君子は母であると同時に常子が守ってきた存在でもある。常子の頑張りを昔から(まぁ時々だけどw)知る年長者が君子の他にもこの場にいるって、ご都合主義でもうれしい。そんな気持ちが、楽しく見てきた朝ドラの終盤って感じだ #とと姉ちゃん
えがっだああああ、美子無事に結婚したああああー! #とと姉ちゃん
「常子、おめーは結婚しねーのか?」とか言わない鉄郎はさすがである #とと姉ちゃん
鉄郎の再登場は常子たちを労わり祝うためだけでなく、「常子たちにはいろいろあったが、鉄郎にもいろいろあった。誰でも(鉄郎すら!)悩みが尽きることはない、どうしたもんじゃろのうと悩みながら前に進む、それが人生」と語るためだった。そしてまた別れゆく、それが人生。#とと姉ちゃん らしい!
来週が家を建てると君子の死=三大目標からの解放なら、最終週が常子(と花山)の人生の総決算で、その中で一銭五厘の旗もやるのかな? #とと姉ちゃん
さすらいの無責任男・鉄郎が、田畑の仕事という究極の定住生活かぁ。人は変わっていくね。遠く離れていても雑誌は読める、見守っている。「元気でいてください」と祈りながら人はそれぞれの人生を送るんだね #とと姉ちゃん
#とと姉ちゃん 贋物や代用品がずっと描かれてきて、その最たるものは「とと」の代用品である「とと姉ちゃん」なんだけど、鉄郎というのは亡き兄の代用を果たせずに出奔して、語弊があるのだけど、かの地で守りたかった義姉一家の代用品を見つけたひとなんだね。イッツオーライと祝福しているんだね。
#とと姉ちゃん 鉄郎の回はこの物語を理解する補助線だったなあ。常子も星野もとともかかも鞠子も登場人物の多くが望んでいた理想の人生を得られなかったかもしれないけれど、それでも現実の諸条件の中でよりよい人生(それが代用品)を求め続けてそれを肯定する物語なんだな。シャボン玉がよかった。
シャボン玉を飛ばす鉄郎に既視感あると思ったら、紙の桜のときにだれよりもはしゃいでいる姿だった。鉄郎もまた、竹蔵のかわりになりたくてなれなかったという点で、常子の裏表の存在だったんだねえ #とと姉ちゃん
#とと姉ちゃん …この物語がスタートして以来、代用品や偽物を巡る物語だと感じたけど、今日の鉄郎の「迷うから人生は面白い」で改めて分かった。「ベストがダメならベターを探せ。日々悩みながらでも」の物語だったんだ。父がわりも、暮らしの小さな工夫も、商品試験を巡るあれこれも。